バルセロナ市3部リーグの試合
バルサの3部チームの間で日本の被災者に対するチャリティーマッチが開かれると聞き、喜び勇んで観戦に行ってきました。もちろんバルサのユニフォーム&マフラー&ウィンブレを身にまといつつ。 いやー、日本語って難しいですね。 「バルサの3部チーム」=「FCバルセロナの3部のチーム」 と解釈した僕に対し、 「バルセロナ市の3部リーグのチーム」 が事実でした。 スタジアムにはグラナアズールを着こんだファンなど一人もおらず、グランドには何処の誰だかも分からない選手達が。。。そそくさと、ユニフォームを脱ぐ僕。 「おいおい、まじかよ」 と正直思いましたが、日本のためにチャリティーマッチを開いてくれるだけでもありがたいことですので、ジッと試合開始を待ちます。 試合はLa Hospitaletというチームとxxx(名前を忘れてしまいました)という3部リーグのチーム同士の戦いでしたが、さすがスペイン、レベルが高いです。 テクニックや一瞬のスピードならばJリーグの方が数10段上だと思いますが、フィジカルコンタクトと切り替えのスピードは3部リーグでも中々のものです。日本人と体格はさほど変わらないですが、ラテンの血なのでしょう、かなり当たりは強いです。また、テクニックはさほど無いのですが、彼らは何とかしてボールを抑え込みます。ボールが完全に足元に収まって無くても、気にせず次のプレーに移ります。従って、完全なるコントロールを心がける日本人と比べると、切り替えが早く見えるのです。 そして、もうひとつの驚きが、3部リーグながらチケットは15ユーロもし、それでいて観客が結構いるのです。地域にスポーツが根付いていることを心から実感しました。 3部リーグながら本当に楽しいひと時を過ごさせてもらいました。チャリティーを企画してくれた日本人の方、そしてそれに答えてくれたスペイン人の方々、本当にありがとうございます。