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生活保護不正受給について(その2)

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まぁそんなに怒っちゃと思う自分もありながら、やっぱり片山議員には怒りを覚えます。 今度は、千原せいじさんによる脅迫問題です。どうして、個人間の問題を政治家たる立場の人が公の場で公表するのでしょうか。僕は、脅迫問題の議論など国政からすればどうでもいいと思っています。正直言えば、小沢議員の不正追及や政治家の「言った言わない」追求など、国政の視点ではどうでもいい事と思っています。 むしろ、そうしたワイドショー的議論を国会の場で行うことや、政治家が独自の具体的政策議論を棚上げして、他人の追及に走ることが時間の無駄にしか思えないのです。そんなものは検事、裁判所に任せて、裁判所がクロと言わない限りにおいて議員は個人追求を進めるべきではないと思います。 先日、最寄駅で街頭演説を聞きました。 「老人が生き生きと生活できる社会、公平で公正な社会、若者が希望を抱ける社会、そんな社会を作ります」 「消費税増税はマニフェスト違反であり、弱者を切り捨てる政策であり断固反対します」 とのたまいます。 「私は定年後の雇用を保証しつつ、社員に公平かつ公正な待遇を構築し、新入社員が希望を抱ける会社を作ります」 とIRで発言し、アナリストから「理想論に終始、具体的道筋見えず。売り推奨」と書かれる会社社長 、 「弊社は負債に苦しんでおりますが、賃金減額は弱者を切り捨てる経営陣の横暴であり、断固反対します」 といって、会社ともども共倒れしたJALの労働組合。 どちらも、具体的政策を欠いた既得権だけの議論という共通点を持っています。 脅迫されたとかワイドショーの様な議論はやめて、早く政治に戻ってください。一般人に対する公の場での非難は勘弁してください。 ビジネス・業界 ブログランキングへ

生活保護不正受給について

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不正受給がハンパなく騒がれていますが、自分は次の点において強く怒りを覚えます。 国会議員による特定個人の追い込みです。 問題は片山議員による追求。今回、不正受給を議論の俎上にあげた事は素晴らしいことでしょう。しかし、なぜ河本さんの個人名を出さねばならなかったのでしょうか。自分の意思を通す為なら、個人を社会から抹殺してもいいのでしょうか。国会議員という公共の立場において、個人名を明示してその不正を追及したら、誰がその追求に勝てるのでしょうか。もし野田総理に「〇〇さんは、国民年金の未納があります。なので未納をもっと取り締まるべきです」と貴方が名指しされたらどう思いますか。友人、会社、親戚、全てが批判の対象になり、その生活は一変するでしょう。 今回は河本さん個人が悪いのでしょうか?個人の倫理観は国家成立の礎です。しかし、国会にて議論されるべきは倫理の善悪ではなく、倫理を維持するための法制度でしょう。今回の問題は、ルールが制度上働いていないことです。法的拘束力のない質問状において、「扶養できません」と申告すれば補助が受けられるという制度です。 なんだか病院に行かなければ不安だから病院に行く。そして薬局で買うよりも安い値段で薬をもらう。会社の会長であろうが、体に不自由のある方であろうが、一律の保険金補助が出る社会。ここで、誰が会社の会長を不正だと言うでしょうか。そうした制度の疲弊を正すべく、たちあがってくれる議員は素晴らしいと思います。しかし、その制度を正すべく、その制度の上において行動する人を個人名において叩きのめすことは、許されるべきではないと思います。 国のため、弱者のためという正義を振りかざし、議員と比べれば圧倒的な弱者である個人を叩きのめした片山議員に対し、強い怒りを感じます。 ビジネス・業界 ブログランキングへ

『勝ち続ける意志力』 梅原大吾

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僕は筆者を知りませんでした。ゲームで世界一。「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネス登録。知りません。てか、普通しらないんじゃないのかな。 でも、そんな肩書なくてもこの本は響きます。イチローや羽生さんに通じるものを感じます。 定型に満足せず、考えて考えて考えて、独自の形を探し出すことで10点満点の先を行く。 一見不可能と思われることを考えぬく力が、テクニックよりも重要な資産になる。 常に成長を求めて自分を律する。 そうは言ってもこういう本って「いやいや、僕は無理ですよ。だって凡人だもの」思っちゃうんですよね。なんか、メッシに「君も練習すれば僕みたいになれる!」って言われている様な感じで。  実際の所そうなのかも知れません。でも、著者の凄い所は結構自分の内面を晒して書いているというところです。  ほっとくと怠けちゃうから、無理やりにでもゲームセンターに行く とか ほんとにゲームが僕のやりたいことなのだろうか?ゲームでいいのだろうか とか。 結構普通なんです。 そのため、「筆者も自分もそんなに変わらないじゃん」「結構、人の目とか気にしてるのね」といった親近感を感じます。そんな筆者との精神的結びつきを踏まえての素晴らしい言葉なため、「俺にもできるかも」って響いたのです。 イニエスタが、 「これでレギュラーになれないなら、もう一生になることはできないと思うほど努力した」 ってどこかで言ってました。「1日5分の筋トレで、君もパーフェクトボディ」 の様な本が出回る中、結局原点ってここなんだなと。

意外と頭を悩ます問題①:外国からの友達を何処に案内するか?

留学時代の友人が日本に来ることに。そこで、 「どこ案内しよう?」 これ、結構皆さんも頭悩ましていませんか? 浅草、寿司、皇居、天ぷらじゃ芸が無いですし、1日すら持ちません。そこで、悩みに悩んだ末、自分たちが選んだチョイスを紹介します。 1.京都 これは外せません。日程がタイトだったりすると、東京+浅草or鎌倉でも良いんじゃない?って思っちゃいますが、どの観光ガイドにも「絶対に訪れるべき都市」として掲載されています。従って、彼らからすると訪問しないこと自体が心残りなのです。 京都での訪問先 芸者 清水寺 金閣寺 二条城 といったところでしょうか。実はこの順位、TRIP ADVISORの訪問すべきスポット順にもなっています。日本人としては龍安寺石庭や伏見稲荷などが思いつきますが、それほど感動している様には見えませんでした。清水寺もさほど響いていないようでしたが、ガイドブックが2位にランクする寺をスキップする勇気は彼らには無いようです。 京都での宿泊先 私たちは5人ということもあり、町屋を1件借りました。普段は見れない日本家屋に泊れること、日本人としても中々泊れない素晴らしい家屋であることから、高めですが超お勧めです。 http://www.kyoto-machiya.com/ 2.東京 東京での訪問先 浅草 築地 大相撲 寿司 原宿 皇居 浅草と寿司は鉄板です。築地は朝5時に訪問しなければならない点、5時に行っても定員(120名)を超えている可能性がある(実際、僕の友達はダメでした)点からも、まぁ無理をしてまでは、と言う感じです。ただこれも、ガイドブックが押しに押しているので、スキップするには勇気がいります。 原宿は竹下通り。若者のファッションと、店員さんが一斉に叫ぶ「いらっしゃいませぇ」に感動していました。皇居は天気が良い日にはのんびり日向ぼっこができるため、外好きの外国人にはお勧めスポットです。 この他にも、六本木ヒルズ展望台や鎌倉大仏、秋葉原などが候補になりましたが、展望台以外はさほどの関心を示してなかったため、僕らは訪問先から削除。 ちなみにTIMESのMUST VISIT in TOKYOには、新宿御苑や代々木公園、明治神宮なども含まれているようです。代々木公園、、、渋い。

Breeze of Tokyo:無駄に高く、接客は低い

海外から来ている友人が最終日の思い出に東京の夜景を見たいとの事から、東京丸ビルの36階にあるBreeze of Tokyoに案内しました。京都観光からの帰途で9時過ぎに新幹線で到着するため、六本木ヒルズも東京タワーもちょっと時間的に厳しく、丸ビルにある同店を利用。 日曜日は22:45閉店。22:00ラストオーダーとのことで、新幹線到着後速やかに入店しました。 日曜夜という理由か、店には私たち以外に3組ほど。私たちの格好がTシャツだったためなのか、若づくりであったためなのか、店内はガラガラのくせに、 「ドリンクのみの方は、窓際の席は案内できません」 の一点張り。 僕:「席あいてますよね?彼ら夜景を見に来たんです。ラストオーダーですし、ダメですか?」 ウェイトレス:「すみませんが、お食事を召し上がっていただかないと」 明らかに観光客の外国人がいるにも関わらず、自分たちで食事をラストオーダーにしておきながら無慈悲な返答。 更には、ドリンクラストオーダーは22:00と聞いていたのに、10分前に「早く頼め!」と猛烈プッシュ。友人が英語で質問しても、英語が通じないのかだんまり。丸ビルなので英語は通じていると思うのですが。 怒っているから不味く感じるのかもしれませんが、モヒート、カイペリーニャの味はそこそこ。スペイン留学中に飲みまくったモヒート&カイペリーニャと比べると、価格は3倍、味は2分の1といったところでしょうか。 衝撃はテーブルチャージ。結局時間の制限もあるため1人1杯で退店したのですが、1,050円/人。 すっからかんの店で窓際断れ、1,050円/人。ドバイなどで働いたことのある友人がポツリ。 「やっぱり東京は高いなぁ」 いや、僕らもビックリしてます! この接客とお酒の味で、この値段。完全なるオシャレなぼったくりバーです。

iPhone 4が沈黙・・強制終了もできず・・バグ?

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充電が残り僅かになりながらもアプリを使っていると、突然画面が真っ暗に。とは言いながらも、完全なる電源断ではなく、暗闇の中で見るとうっすらと液晶が明るい状態。 暗闇でようやく分かる程度の明るさのため、画面に表示されている内容など一切不明。従って、アプリを強制終了するコマンド スリープボタン(右上上部のボタン)長押し→ホームボタン(画面下中央のボタン)長押し をしようにも、「電源オフ」表示すら見えませんし、勘たよって進めても落ちた感じがしません。同様に、iPhone強制終了コマンド アップルロゴが表示されるまでスリープボタン+ホームボタン長押し(10秒くらい) も、アップルロゴが見えませんし、勘に頼って進めても何も変わりません。 PCにケーブル接続し、iTunes側でいじってみても(シンクロやバックアップ等)何も変化しません。最終手段として、リストアを試みましたが、うんともすんとも言わず。今は出先のため、帰宅したらSIMの抜き差しを試してみたいと思います。 ちなみに正常時と比べて唯一変化が確認できるのが、熱。充電をしたり、再起動コマンドを繰り返すと「熱い!」って感じるほどiPhoneが発熱します。プチ・ショックです。まだ正式にアップルに確認してないのですが、同様な症状を経験された方がいれば、何でも良いので教えてください。 IT・通信業 ブログランキングへ

歯医者ってどうやって選べばいいのだろう

先日左奥歯に激痛が走り、職場近くの歯医者に駆け込みました。全体レントゲン(どうもファントムと呼ぶらしい)と局部レントゲンの2種を撮影し、針のような器具で歯ぐきを血だらけにされた結果、 「疲れですね」 との診断。クリーニングをご丁寧にもして頂き、2,000円ほどのお支払い。 その3日後、フットサルに興じていると再び奥歯に激震が。心拍と同期したゴワンゴワンという痛みが左ほほ全般に広がります。我慢に我慢を重ねましたが、帰途の電車で席に座ったとたん耐えがたい激痛に。口を閉じる事もままならず、途中駅で下車し近場の歯医者へ駆け込みました。 こちらでもファントム+局部レントゲンを撮って、その結果が 「奥歯を支える骨がかけて、ほほの裏の空洞部に歯が突き出ています。その結果、鼻腔の炎症が、あたかも歯の痛みのごとく感じられるのです。鼻風邪などをひいてませんか?」 との診断。特段鼻風邪をひいた覚えなど無いのですが、ロキソニンと抗生物質をもらい帰宅。 翌日早朝、再び激痛が。よだれが大量にたれ始め、即時家の最寄歯医者へ。 これまでの診断経緯を伝えた結果、局部レントゲンのみを提案されましたが、今度は自分からファントムも構わない旨を伝え、結果ファントム+局部3枚。結果、 「恐らく、奥歯の神経が炎症を起こしている模様です。レントゲンからは明確に読み取れませんが、触診や痛みの感じからして一番可能性が高い原因と想定されます。痛みを取るためには神経を抜く必要がありますが、抜いても治らない可能性もあります。どうしますか」 とのこと。激痛が無くなる可能性が少しでもあるのであれば、期待値など問題になりません。早速、麻酔+神経除去。 今は、痛みも無く快調です。さて、この3つの歯医者、どの医者が正しく、どの医者が間違えていたのでしょう。正直、こんな経験がなければ、かかりつけの歯医者の意見は正確無比と信じ続けていました。疲れと信じてリポDを飲んでいたでしょう。骨が折れていると信じ抗生物質を飲み続けたでしょう。 何か、患者を守るサービスは無いものでしょうか。

『本田宗一郎 ー夢を力にー 私の履歴書』

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中学1年生の頃だったと思います。本田宗一郎に関する文庫を買い、文字通り寝食を忘れて読みふけり、鳥肌を立てて感動に浸ったことを覚えています。落ちてしまいましたが、就職時もホンダがダントツの第一希望でした。 僕は、いわゆる一流中学・高校・大学を卒業し、MBAまでとりました。MBAでは、さまざまな論理を学び、著名経営者の発言を聞きました。 しかし、本田宗一郎ほど心を打った経営者はいません。正直、うまく説明できません。ただ、尊敬の念だけが残ります。唯一言えるのが、近代に生まれた太閤秀吉のような人だと思います。引き際が良かった分、秀吉を超えているかもしれません。 この本は心からお勧めします。いや、この本に限らず、本田宗一郎に関する本を、ぜひ1冊手にとってもらいたいと思います。

「部下が無能だから」と言う無能な上司

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部下を信じることが出来ないリーダーに率いられるチームは腐る。机上の空論ではなく、実体験に基づく確信です。 人にはそれぞれの仕事のやり方があります。 最初に良く考えてから動き出すタイプ 軋轢を避けず突破を図るタイプ メンバーの合意を重視するタイプ 外部パートナーの意見を重視するタイプ、、など、 自分にとって心地いい進め方があります。仕事上の個性とも言えます。 部下不信の上司は、自分と異なるやり方を見ていると、「見ていられない」とばかり、こまごまと指示を出し始めます。行動型の上司は熟慮型の部下を見ているとイライラし始め、最終的に部下から仕事を奪い取ります。理論派の上司は、感覚派の部下の論理不足に目くじらを立て、自分の論理を押しつけます。 部下不信の上司を持つ部下は、最初は個性を見せますが、叩かれるうちに自分の個性を殺し、上司に合わせ始めます。こうしてチームから個性が失われます。また、部下は仕事に楽しさを見いだせず、必然受身の姿勢を取り始めます。例え上司が意見を求めても、迎合するか、「どうせ聞いてもらえない」と無言を決め込みます。中にはプロジェクトをわざと失敗させ、上司の無能を証明しようとすらします。 こうした上司はえてして、部下の無能を信頼不足の理由とします。同時に、部下の受身な姿勢を痛罵し、更なる指示・命令へと突き進みます。そして、かかる上司はこうのたまいます。 「俺がいなければ成功しなかった」 「俺があれだけ指示してやったのに」 「部下がこれじゃどうしようもない」 「結局俺がやらなきゃ進まない」 「やりたいことを言わないお前らが悪い」 成果は自分に、失敗は部下に。ここまで来ると、大半の部下はモチベーションを失い、異動を待ちわびて日々を無為に過ごすか、退職します。 自分とやり方が違う部下の行動に対し、どんなにハラハラしてもジッと我慢して、部下に任せる。この忍耐ができるかどうか。 「汝の欲するものを、まず与えよ」 チームを生かすも殺すもリーダー次第。部下次第ではないのです。 ビジネス・業界 ブログランキングへ

マーケティングで一番難しいのはプライシングであることを痛感

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イオンレイクタウンに行きました。GWと言っても特段やることなく、「とりあえずイオン」という流行りに乗りました。結構、みなさんも同じのようで、かなりのにぎわいです。 人ごみに入り込むと、通常の重力世界の1.5倍の速度で疲れる僕ですが、お店をひやかすこと1時間でジェラート屋へ。 立ち寄ったのはアウトレットにある GROM 。イタリアの有名ジェラート店が2009年から日本に展開したチェーン店とのこと。 ヨーロッパでは1ユーロから3ユーロ(100円~300円)のジェラートが、ここでは490円~690円。 高い!スーパーエクスペンシブ! なら食うな!と言われますが、並んでしまった以上食うしかありません。食べるしかないとなると、コストパフォーマンスが一番高いメニューを選ぶことに集中することが上策。   ピッコロ(S): 490円 (2つの味をチョイス可能) メディオ(M):590円 (2つの味をチョイス可能、Sの1.2倍) グランデ(L):690円 (3つの味をチョイス可能、Mの1.2倍) ここで、1つのフレーバーの1ユニットあたり価格をA円とします。フレーバーは何でもいいです。バニラでも、チョコでも。この価格には原材料費から機械の減価償却費、土地代や人件費をカバーするために必要な利益も含まれています。 この条件で ピッコロの価格は、 490円=A×2(2つの味なので)+カップ代+2回すくうための人件費 メディオは、 590円=A×2×1.2(約1.2倍なので)+カップ代+2回すくうための人件費※ ※1.2倍であろうとジェラートをすくう時間は変わらないと想定しています したがって、メディオ-ピッコロをすると、カップ代と人件費が消えて、 価格差(メディオ-ピッコロ)=0.4A 価格の差は100円であることから、Aは250円となります。しかし、ここには想定する利益も含まれています。純粋なジェラートのコストを導くため、粗利率を60%としてみますと原価は100円。(Aを1ユニット売ると250円の売り上げに対し100円の原価がかかり、粗利益が150円もうかるということです) そこで、このAの原価をそれぞれに適用すると 原価(ピッコロ)=200円+カップ代+人件費 原価(メディオ)=240円

やさいを味わう「味農家(みのや)」

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美味しい野菜を食べようと、御徒町(浅草橋?)にある味農家(みのや)という料理屋さんに行きました。最初は火鍋や鉄板焼きなどを候補に考えていたのですが、「野菜を作って料理する」というコンセプトに魅かれて訪れました。もちろん、いろんなサイトの評価が判断に影響したことは否めません。 JR御徒町駅、JR秋葉原駅から徒歩15分程度。「おかず横丁」の中ごろにある、横町の雰囲気に似合わないプチ・オシャレなたたずまいのお店です。 食事は月ごとに変わるコース料理が基本。足りなければ、アラカルトで追加するという形です。店は狭く、カウンターのみで席数は7席。照明も明るめなので、しっぽり飲むというよりも、友達・彼女と楽しく食べるという感じです。 野菜はさいたまの農園で自分で育てたものを中心に利用。だしや味付けは薄目で、野菜そのものの味を楽しめるような料理が続きます。12品のコース(4,500円/人、ドリンク抜)を頼みましたが、大人の男性が十分満足できる量です。飲み物も、ワイン、日本酒の他、自家製の生姜汁を使った生姜梅酒やゆずはちみつサワーなど、面白いものがメニューに並びます。 シェフ(大将?)は1人で全てを切り盛りしているため、常に忙しそうで追加ドリンクや追加オーダーに気が引けますが、頼めばとても丁寧に対応してくれます。 東京でディナー4,500円という値段を考えれば、十分満足いく料理です。オシャレなフレンチを年に1回というよりも、シンプルで何処か懐かしい感じの野菜料理を季節ごとに楽しむ、といった通いたくなるお店です。ただ、最後の抹茶のアイスと玄米茶は残念。玄米茶は築地で仕入れられているようですが、さいたまに農園を持たれているなら有機栽培の狭山茶を使ってほしいところ。か、うちの実家のお茶を? あ、言い忘れたことが。アラカルトになりますが、「自家製くんせいの盛り合わせ」は是非トライ。 7席しかないので早めに予約を。 味農家(みのや) 住所:東京都台東区鳥越1-5-5 ホームページ:http://minoyavege.com/ 営業時間:17:30~22:30(LO 22:00)、日祝定休日 電話:03-3866-3795 大きな地図で見る