投稿

8月, 2013の投稿を表示しています

(書13−2)『グアルディオラのサッカー哲学』

イメージ
【送料無料】グアルディオラのサッカー哲学 [ フアン・カルロス・クベイロ ] 価格:1,575円(税込、送料込) 僕が最も尊敬する人物の一人、ペップ・グアルディオラ。2009年から2年間バルセロナに住んだのですが、その時のFCバルセロナの監督です。今年からバイエルンの監督として復帰したため、僕は本気でバイエルンへの就職を狙っています。それくらい、憧れの存在です。 毎試合後、テレビでペップの記者会見が流れます。彼は基本カタルーニャ語で回答するため、僕にはほとんど分からないのですが、それでも文字通りテレビを食いつく様に見ていたのを覚えています。 ファーガソンが引退した現在、最高の監督というとモウリーニョかもしれません。彼はレアル・マドリーの前監督でもあり、2010チャンピオンズリーグ準決勝でバルサを破った際のインテルの監督でもあったことから僕は嫌いです(そのインテル戦はカンプノウで観戦していました)。でも、彼はベストな監督の一人でしょう。 ただ、勝ちにこだわるモウリーニョに対し、勝つための美しさをもとめるのがグアルディオラ。 「サッカーを愛すれば、必然的にバルサを愛することになる」(アーセン・ベンゲル) 2010年の秋だったと思います。母親が観光でバルセロナに来た際、カンプノウでのバルサ戦に連れて行きました。スペイン国王杯の予選で、2部チームとの試合です。メッシ、イニエスタなどの主たるメンバーが出てないにも関わらず、後半15分までに4−0とバルサが圧倒します。 「あら、メッシは出ないのね?」と質問する母に対し、僕も「今日はでないかな」と。 でも、後半20分ごろでしょうか。何と圧勝してるのにメッシ登場。登場するや否や、ゴールを奪います。観客は大喜び。サッカーを知らない母も「あー、あの子がメッシねぇ」などと暢気なことを言っています。 試合後の記者会見で、メッシ起用の理由についてペップはこう答えました。 「メッシは毎試合プレーしたいと思っている。だから出した。さらに、夜遅く(スペインサッカーは夜9時とか10時とかに始まることがザラです)スタジアムに足を運んでくれたファンはメッシを期待していた。プロサッカーは、ファンあってのスポーツだ。ファンに試合を楽しんでもらいたかった」 この本にはぎっしりとグアルディオラの考え方が書

(書13−1)『中村俊輔 THE ZEN OF NAKA』

イメージ
一日一冊ペースで本を読むのですが、果たして人生で何冊くらい読んでいるのか分からないので、投稿タイトルに読んだ本の累積数を記すことにしてみました。 “13−1”というのは、2013年の1冊目ということです。 そして、その栄えある1冊目が、僕の大好きな中村俊輔さんの本。 【送料無料】中村俊輔 [ マーティン・グレイグ ] 価格:1,680円(税込、送料込) こうした人物評の書籍は、通常本人の発言が散りばめられているのですが、こちらは一切なし。本人が語る中村像ではなく、徹底的に他人が語る中村像を描いています。 同時に、その他人というのがチームメイトやファンや通訳や新聞記者であり、監督はほとんど含まれません。従って、サッカーの戦術の中で中村選手が語られることは少なく、スコットランド人の生活の中での中村選手の存在価値が多く語られています。 「サッカーがうまくなる」という目的を中心におき、そのために生活習慣や練習習慣を墨守する中村選手が描かれています。種目問わず、また、スポーツの内外問わず、「習慣を大事にする力」の重要性を再確認しました。 最後に、この本の筆者はマーティン・グレイグ氏というスコットランド人。さすが世界の俊輔と思います。

パシフィック・リム

イメージ
これが見たい!という映画もなく、なんとなく的にレイトショーで見てきました。 怪獣好きなメキシコ人監督、ギエルモ・デル・トロ氏の作品というよりも、芦田愛菜さんのハリウッドデビュー作品としてのほうが有名かもしれません。 地殻変動によっって太平洋に亀裂が生じ、怪獣だらけの異世界とつながってしまう。そして、その怪獣を人によって操作されるロボが退治するというストーリーです。 特段おもしろいとは思いませんが、本筋以外の点で関心を呼びました。 どんなに時代が進んでもやっぱりロボは人が操作する 人間の形をしたロボ vs エイリアン的な形をした怪獣 10年後も香港は「雑多な中華街」 やっぱり、ロボが自動で動くよりもパイロットがいた方がロマンありますよね。シャー不在でもザクが3倍のスピードで動いちゃうと、なんか残念な気がします。 そして、やっぱり敵はエイリアンみたいな形。人間側には美的感覚があり、敵にはそうした理性・感覚が無い。だから退治しても僕らは平気、というの人間感覚を。 あとは、いまから10年後の香港。相変わらず三輪バイクが走り、ザ・中華街の様相。多分、もっと先進化してるんじゃないかな、と僕は思います。 現代のリアルから完全に離脱して未来を想像することは、とても難しいというのを感じる映画でした。

日本でいちばん大切にしたい会社

イメージ
会社はなんのためにあるのか? 勤め先が大きくなればなるほど、生活が苦しければ苦しいほど、問いかけることなく、釈然としないながらも真剣に考えることが無駄におもえてしまう疑問が、会社の存在意義ではないかと思います。 MBAを卒業すると、周りの方から「会社の意義=株主価値の最大化」という思考を持っていると見られます。しかし、一生をかけて会社という組織の意義を研究している教授が、そんな軽薄な議論をするわけがありません。 一方、会社は株主のもの、という軽薄な考えをもった中間管理職は多数います。そうした管理職は、まずは収益ありきで、それを実現する為に犠牲となる社員やその家族の不幸など二の次と考えます。顧客第一と声を張り上げつつ、「取れるだけ取ってやれ」という見積書の作成を要求します。コスト削減という名のもと、下請会社や委託先会社に無理難題を押し付け、「前回もできたんだから、今回はもう少し安くできるでしょ」と要求します。 大きな問題は、その中間管理職は、何の為にそんな非人道的とも言えることを行わねばならないのか、当の本人が分かっていないことです。全てを会社=利潤追求という誰が決めた訳でもない理念に立脚させ、その理念を疑わないことなのです。 「利益が無ければ雇用ができない。雇用ができなければ従業員が不幸になる」 という議論もありますが、この論旨は利益が最終ゴールなのか、従業員の幸福が最終ゴールなのかで、大きく変わります。 従業員が土日も強制的に働かされ、子育てや子づくりの時間もない生活の上に成り立つ利益は、利益を最終目的とした理念には合致しますが、従業員の幸福を最終目的とした理念には合致しません。 涙がこぼれそうになりつつ、そんな会社の一番大事な所を痛感させてくれる一冊です。就職活動中の大学生や、これから会社を興そうとする人、転職を悩んでいる方、そんな人には必ず読んでほしい一冊です。 【送料無料】日本でいちばん大切にしたい会社 [ 坂本光司 ] 価格:1,470円(税込、送料込)

ごま油がグローバル過ぎて抱える課題

イメージ
ごま油を買う際に、どんな胡麻使ってんだろう?と思って裏をみたら、原材料名が 「食用ごま油」 知ってるよ。だって僕、ごま油買おうと思ってたし。 「おいおい、原材料名表示ってなんなんじゃい!!」 と思ってちょっと調べたら、ごま油が抱える課題がそこにはありました。 どうも、ごま油製造会社が平均的に用いる供給先が5〜7カ国もあるらしく、更に供給先は毎年の生産状況に応じてダイナミックに変化するようなのです。 このため、ごまの供給先をその含有重量順に表示をすると、ダイナミックな含有比率の変化に表示がついていけないのです。生産状況に応じて供給先がコロコロ変わるので、表示ルールを厳格に適用すると違反が多発し、結果ごま油の供給自体が危機にさらされるのです。 さらに、油は 「食品の中で塩、砂糖(ともに結晶)に次ぐピュア な物質。同一の原材料で、共通する製造法であれ ば、品質、味覚に生産国による差は生じ得ない」とのこと。 なので便宜上、原材料名が「食用ごま油」にしてあるようなのです。 日本植物油協会さん、お疲れさまです。 参照サイト: 「植物油の原材料と表示」

「オー!ファーザー」「バイバイ、ブラックバード」は伊坂ロックか。

イメージ
ちょっと仕事が忙しく、気軽に読める本が欲しくて、伊坂さんの本を2冊読みました。 【送料無料】オー!ファーザー [ 伊坂幸太郎 ] 価格:788円(税込、送料込) 【送料無料】バイバイ、ブラックバード [ 伊坂幸太郎 ] 価格:680円(税込、送料込) 両方とも現実からかけ離れているため、少々しらける所はあります。フツーだったらそこ激怒でしょ?っていうシーンでも、登場人物はなんともないようなセリフを吐きますし、登場人物がブルースウィルスでも無理でしょ、っていうような勇気とアクションを見せつけます。 一方、アニメや映画としてとらえれば、とてもワクワク心躍る小説です。伊坂さんは、リアリティなんかより、もっとロックであったり、そんな無形なものを表したくて書いているのかもしれません。 ちょっと僕にはついていけないところもありますが、それはロックバンドについていけないまじめ人間みたいなもので、ロック好きにはたまらない世界なのかもしれません。

「ツナグ」じっくりと計算された大衆小説

イメージ
【送料無料】ツナグ [ 辻村深月 ] 価格:662円(税込、送料込) 大衆小説って響き悪いですね。ほんとに悪い意味ではなく、気楽にさらっと読める小説っていう意味なんです。東野圭吾さんなども僕の中では大衆小説。その逆が、気合いを入れてググッって読む小説。平野啓一郎さんがその一例。 辻村深月さんの「ツナグ」は良くできた小説だと思います。マーケティングプランじゃないですが、緻密な執筆戦略がそこにあるように思います。 感動できる小説でありながら、作家の能力を感じられる小説でもあります。それにしても、どうして辻村さんは、ここまで多様な人物像をリアルに描けるのでしょうか。人の心模様をしっかりと観察して描いているんだと思います。

函館の観光名所は・・・坂!

イメージ
五稜郭、魚市場、箱館山、夜景などなど、函館には有名な場所は多いですが僕のおすすめは坂。 日本経済新聞の「 観光で訪れたい坂の名所ベスト10 」でも、函館 八幡坂が1位になっています。 ただ、自分としては八幡坂よりも二十間坂道の方が好きです。まさにドーーーンって感じの坂です。ドラマやCMで有名な八幡坂が柔であるのに対し、二十間坂は日本の剛!という印象です。さらにさらに、八幡坂ではカメラを携えた観光客が多く見られますが、二十間坂は誰もいません。 二十間坂 それにしても、お盆休みで、塩ラーメンで有名な星龍軒の並びようは半端ないです。

高齢化とファミリーレストラン

昼食に、浦和駅前のデニーズ入りました。中年の男性ウェイターが禁煙2名席に案内してくれると、南アジア(パキスタン等)出身風の女性が水をサーブしてくれます。同時にメニューを手渡され、今はステーキフェアとの案内。 数分後、隣の2名席に、推定80歳のおばあちゃんと、その娘さんと思われる60歳強のおばあさんが着席。お二人も同様にアジア風の女性からお水をもらい、ステーキフェアの案内を受けています。 それから10分ほど経過。二人はずーっとメニューを眺めては「食べたいものが無いねぇ」「なんか、油が鼻につくからねぇ」といっこうに決まる様子がありません。ちなみに、文脈から推察したのですが、「油が鼻につく」の意味は「油臭い」という意味のようです。 「入っちゃったから、食べずに出る訳にはいかないよ」と娘さんがお母さんを促し、最終的に二人は冷し中華を2つ頼みました。 何が食べたいかよくわからない、食べたいものが同行者と異なる、こんな時にファミリーレストランは役立ちます。和洋中なんでもありますから。全員が冷し中華を食べたければ、最初から中華料理屋に行くのが普通です。 アクティブシニアは、職場や学校といった集まれる場所を持ちません。つまり、いつもの居場所が無いのです。こうした方にはファミリーレストランは、ひとつの集いの場になっていくでしょう。 ただ、今のファミリーレストランは比較的中年層がターゲットとなっているようで、高齢者好みのメニューは少なめです。そして、競争激しい日本の外食産業がそのようなニーズを見逃すわけがありません。 南アジア風の女性は日本人(ハーフ)かもしれませんが、今日のデニーズに将来のファミリーレストランを見た気がします。

気象庁は地震速報の誤報を謝罪してはいけない

地震速報を外したからといって、気象庁がお詫びをしました。 が、なぜ謝る!!と言いたいです。そして、なぜ謝らせた!!と。 佐々淳行さんの「危機管理のノウハウ」にもありますが、悪い情報は必ず上長にレポートすること!が基礎中の基礎です。 これだったら大丈夫だろう、このレベルなら報告しないで何とかしよう、と部下が勝手に判断するのが一番危険なのです。 部下が報告しやすい雰囲気を上長がつくることも重要です。それは、大事に至らなかったとしても「よく報告した。ありがとう」と言う事です。ここで、「こんな小事まで報告するな!」と言ってしまうと、次から部下は報告をためらいます。 地震速報も同じです。あ、やばい!という兆候があれば、速報すべきなのです。それが大事に至らなければ、むしろ幸いです。 ここで、「予測外してんじゃねぇよ。どんだけ損したと思う!」と叱りつければ、次から、「あ、やばい!」と思っても「今度外したらまずいよな?どうしようかな?もう少し情報集めてから報告しよう」ってレポート担当者、システム設計者は思い始めます。こうして、速報が遅報になりかわります。 僕は、今回、お詫びをさせた気象庁の幹部、そうした雰囲気を作った日本人に怒りをおぼえます。 気象庁には 「今回は誤報となりましたが、微小な兆候を速報できたことを評価しています。精度改善に努めますが、誤報への非難ではなく速報への評価をしてほしい」 と言い切ってほしかった。こうした言葉が、速報システムの開発者や運用者をどれだけ勇気づけるか。 こんなことで、速報が速報でなくなってはなりません。 

ムクドリ対策への一案

夏場を迎え、駅前の街路樹にムクドリがやってきました。今の場所に引っ越してきて3年目ですが、過去2年、この時期になるとムクドリの大群がやってきます。 夕方18時ごろから、どこからともなく集まり始め、夜20時には「ギャーギャー」と叫びまくります。そして、翌朝になると大量のフンと羽が道路に拡散し、異臭を放ちます。 どうも日本中の自治体がムクドリとの格闘を続けているようで、ムクドリが嫌がるであろう音を流したり、枝を伐採したり、ネットをかけたり。 僕の地元では、枝の伐採で対応しています。それが、約480万円の公共工事。公共工事なので落札金額が開示されています。 清掃はわかりませんが、おそらく10人日くらいですかね。1人でやると10日程度ということ。交通整理する人なども含んでです。時給1,000円で1日8時間労働とすると、10人日だと8万円。そこに清掃機器代を含めると、1回20万円くらいでしょうか?ひと夏に10回清掃すれば、200万くらいです。 そうすると、1シーズンの対策費として約700万円くらい。 この対策費が高いか安いかは分かりませんが(だからこそ公共作業なのでしょう)、この対策を行っても結局ムクドリのすみかが少しずれるだけ、ってのが問題です。僕の地元でも、ムクドリ達は100メートル先の木に移住しました。 僕の考えでは、退治+掃除では永久にこのサイクルは終わらないのではと思うのです。だったら、公園(郊外や河川敷など)や寺社などに、ムクドリの木を作ってあげてはどうかと。ムクドリが嫌がる音ではなく、ムクドリが好む音やにおいを出して、その一角に集中する様に誘導するのです。 もちろん周辺の住民は不満でしょうから、防音や防臭の設備構築は必要だと思います。そうした設備構築・維持費については、周辺自治体から上記の対策費の一部を当てます。ゴミ処理と同様、ムクドリ集めてあげてんだからお金頂戴!理論です。 同様に、上記対策費の一部を対象公園や寺社の改良・改善に当てる事で、周辺住民にとってムクドリによって土地代が下がるような経済的負担を無くします。 まぁ、効果がどこまであるか不明ですが、毎年700万円を日本全国の自治体が支出しているならば、抜本的な解決策があってもよいかと思います。

なんで男って宇宙が好きなんでしょう

イメージ
小学校だったか、中学校だったか忘れましたが、宇宙図鑑が欲しくて父親に買ってもらいました。なんか、宇宙に関心があるってだけでカッコいい気がして。 それから買ったのがホーキングの本。 【送料無料】ホーキング、未来を語る [ スティーヴン・ウィリアム・ホーキング ] 価格:788円(税込、送料込) でも、よく分からなくて。まずは相対性理論を学ぼうと。ブルーバックスの相対性理論入門にのめり込みます。この本は本当におもしろかった。 【送料無料】相対性理論の世界 [ ジェ-ムズ・アンドル・コ-ルマン ] 価格:861円(税込、送料込) 相対性理論をかじったら、今度は「時間」に関心をもち、四次元の世界へ。でも、これが難しい。「頭がこんがらがる」ってのを実感したのがこの本かもしれません。 【送料無料】四次元の世界新装版 [ 都筑卓司 ] 価格:987円(税込、送料込) それからは、数年おきにやってくる宇宙マイブームにあわせて、いろいろと読みました。そして、今回はサイモン・シンの「宇宙創成(上・下)」。「 フェルマーの最終定理 」「 暗号解読 」で、サイモン・シンに惚れ込んでの購入。 さすがサイモン・シン。これだけ難解な宇宙論議を簡単に、でもロマンチックに綴っています。30も半ばに、再び宇宙ブームを呼び寄せてくれました。ただ、ちょっと下巻の原子モデルからは、ちょっと難しかった。。。 【送料無料】宇宙創成(上巻) [ サイモン・シン ] 価格:704円(税込、送料込)

ブログタイトルがしっくりこない

ブログタイトル変えてみたんですが、どうもしっくりこない。 なんていうか、僕っぽさもないし、愛着がわかないし、略せないし。 それでGoogleで「良い ブログタイトル」って検索したら、結構同じ悩みの人いるんですね。 http://www.logsoku.com/r/news4vip/1336346292/ さらに、タイトルでアクセスアップ!!とか言われると、右脳だけじゃなくて左脳までが動員され、悩む悩む。 しまいには、「いいブログタイトルが決まらないブログ」的な、開きなおりブログまで。 タイトルつけるって難しいもんですね。

会社のため、とはなんぞ?

今日、ボスによる訓示のようなものがありました。 「昨今の競争環境をかんがみ、新しい事業の早期立ち上げが必須。会社のために新事業が必要なのだ。だから諸君も不平不満を言わず、俺についてこい!!」 的な感じです。表現や内容はちょっとデフォルメしてます。 今日、録画した「相棒」を見ました。子供が集団で誘拐される回なのですが、刑事が誘拐された子の両親に対して 「何か恨みをかうような覚えは?」 と聞くと、会社役員である父親が 「最近リストラを行いまして、恨んでいるやつもいるかもしれません」 と。 新規事業も、リストラも会社のため。 でも、「会社のためって」どういう意味なのでしょう。 高校球児がチームのために必死にプレーする姿には何か共感を覚えます。でも、数万人を超える会社で「会社のため」と言われると、歳をとったせいか「会社ってなんだ?」という素直な疑問がわき起こり、汗水流してプレーする前に醒めてしまいます。 ピッチャーが必死で投げて、1試合に150球以上投げて、5試合連投で、その大半が観客もまばら。でも、ピッチャーは「俺が頑張れば、チームを勝利に導ける!」と6試合目も奮起します。 仮に、10,000人の会社で必死で残業して、月に150時間残業して、5ヶ月連続で、その大半がサービス残業。そんな時に「俺が頑張れば、会社を一流に導ける!」と6ヶ月目も奮起しますか? 多分、リストラするほどの大企業になると、そこまで会社に一体感を感じてる人は少ないと思うのです。むしろ、給料(金)であったり、昇進(権限)であったり、上司に怒られる恐怖であったり、惰性であったり、そういう理由で会社に存在している人の方が多いと思うのです。 唯一、「会社のために」と言われ心が動くのは、他社に対し誇れる何かが会社に存在する時だと思います。自分が誇れるビジョンであったり、自分がワクワクする職場環境であったり、自分が子供に自慢できる商品であったり、そういったものがある時はじめて「この会社を守る為に」「この会社を皆にも知ってもらう為に」立ち上がれるのだと思うのです。 そうしたものを語らずして、「会社のために」と言われても、「それはなんぞ?」と思ってしまうのです。

アマゾンの底力

イメージ
毎日のようにアマゾンが届くのですが、箱の横にこんなものが。前は無かったと思われる「ここを押すとテープをはがせます」。確かに、箱を閉じているセロハンテープみたいなものが、ここを押すと浮き上がり、はがしやすくなります。 これまではカッターやハサミなどで箱とフタの間のテープを切ってましたが、こりゃ便利。 いやー、アマゾンっていうと品揃えの豊富さや、ロングテールなどで騒がれますが、コアコンピタンスはロジスティクスなのだと再認識しました。関心→注文→使用→廃棄の流れを、いかに素早く、無駄無く、楽しく提供するか。 このフタをあけるための工夫だって、使用までの煩わしい作業と時間を減らしてくれます。 あとは、無駄にでかい時がある包装を改善してくれれば嬉しいのですが。毎日届くと、結構かさばるのです。。。

普段使いのマインドマップ、、、使うか?

イメージ
ちょいちょい前から噂のマインドマップを学ぼうと、買ったのが下の本。 【送料無料】ふだん使いのマインドマップ [ 矢嶋美由希 ] 価格:1,575円(税込、送料込) 残念ながら、途中で読むのを断念。。。 マインドマップを使っての、家族で旅行計画や、自己紹介、はたまたスピーチ準備などなど、いろんなマインドマップの使い方が、マインドマップ実物と一緒に紹介されています。 いやー、こんな奇麗な絵がモレスキンにたくさん書いてあったらカッコいいだろうな、と思います。なんか、「俺、右脳人間!」みたいな。 でも、なんというか、最終的に何を目的に使うのかいまいちつかめません。 ブレストにはいいけど、最終的にそのブレストされた絵を眺めて、どうするか??奇麗だけど、次のアクションがわかりません。 なので、もう一冊買ってみました。次はこいつを読んでみます。 【送料無料】ザ・マインドマップ(ビジネス編) [ トニー・ブザン ] 価格:2,100円(税込、送料込)