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9月, 2013の投稿を表示しています

気仙沼の漁師さんが語る東京オリンピック

偶然、釧路の居酒屋で意気投合した気仙沼の漁師さん2人。気仙沼では漁が限られているため釧路に遠征中とのこと。お2人とも親族で、1名は船頭さんであり、1名は船乗りさん。 船頭さんは2,600万円で購入した新築戸建てが津波で流されてしまったとのこと。さらに、用地整備のために自治体から提示された土地の立ち退き金額が50万とか。「笑うしか無い」と文字通り笑っていました。 そんな中、話が私の出身地に及び、流れで東京オリンピックの会話になると、お2人は口を揃えて 「東京でなんだか盛り上がっているみたいだけど、用地整備も進んでいない被災地や、除染で帰宅もできない福島の支援が先じゃないの?全部の注目が東京に行っちゃったような感じで、何だか腹立たしい」 とおっしゃってました。 東京オリンピックと復興は相反する2択ではありませんが、一方をとれば片方の優先度が下がることは間違いありません。東京オリンピックを盛り上げる為にも、こうした不満をまずは1つずつ解消していくことが東京の義務かもしれません。 

iPhone5sと5cが意外と売れていない

友達の結婚式の関係で、iPhone発売日に三宮の町を14時ごろぶらぶらしたのですが、auもソフトバンクもiPhoneの在庫が残ってました。さすがにドコモは品薄のようでしたが、ドコモも量販店では色の限定つきで売られていました。 これまでの印象では、初日は即効で完売でしたが、どうも今回は出だしが悪そうです。iPhone5からそれほどアップデートが無いことが一番の理由でしょうか。 心配なのはドコモのiPhone。せっかく待ちに待ったiPhone採用なのに、そのiPhoneの魅力が陰っていては採用した意味がありません。 もう少し様子見が必要ですが、今回はそれほどのブームは作れなささそう、というのが僕の予想です。

(書13−12)『日本から水がなくなる日』 俊成正樹

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【送料無料】日本から水がなくなる日 [ 俊成正樹 ] 価格:1,365円(税込、送料込) 最近、水ビジネスに関心があり水関連の本を読み始めました。そこで、 椎名誠氏の『水惑星の旅』 の次に読んだ本がこちら。 いわゆるイマイチな本でした。世界の水状況については、他の本でも多く語られている事実が少々触れられており、はじめて水環境を学ぶ人には勉強になります。ただ、他の本と比べると、網羅性が薄いというか深さが無いというか。 筆者が元官僚という出身であり、おそらく日本を愛する気持ちが強い方なのでしょう。水ビジネスにおける日本の強みが随所に書かれています。しかし、競合他社の情報や市場シェアといった数値データが無いため、「日本=技術大国=強いんだ!!」という思い込みにも聞こえてしまいます。また、一方でなぜそうした強みが世界で生きないのか、という分析もありません。水環境の一面を学ぶ本としては良いと思いますが、この一冊では偏った見かたになってしまう恐れがあります。 悪いことだけではなく、水利権と世界の紛争との関連を学べた点ではためになりました。

(書13−11)『水惑星の旅』 椎名誠

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【送料無料】水惑星の旅 [ 椎名誠 ] 価格:1,155円(税込、送料込) なんとなく図書館で見つけた一冊。 原油はガソリン代に直結し、行楽シーズンなどはテレビでも騒がれるため関心は高いですが、水は「あってあたりまえ」の状況のため関心が薄いのが現状じゃないでしょうか。 しかし、「今後の人口増加とともに農作物の生産は加速し、同時に水資源の枯渇が始まる」というのは世界では常識となっています。 この本は、そうした水問題を考える上で最良の入門書と言えます。ほかにも柴田明夫氏の『水戦争』や吉村和就氏の『水ビジネス』などの本がありますが、この本が今のところベストだと思います。 僕を含め、多くの日本人にとって、「そうはいっても水は沢山あるでしょ」という心理的偏見があります。そして、この無意識な偏見が水問題よりもオイル問題を重要視させ、ダム問題を水質問題から汚職問題へすり替えてしまうのです。 この本では、椎名氏が世界を旅した中で実際に見て味わった水の経験が書かれているため、リアルに描かれた世界の現実がそうした心理的偏見を取り除いてくれます。また、「水問題」という難しい話ではなく、旅行記・冒険記として楽しむことができます。 簡単ではありますが、この本で新たに発見し、学んだパートを書き写します。 「カンボジアにあるトンレサップという非常に浅くて広い、雨期と乾期によって収縮拡大する巨大な湖は、糞尿と生活用水、そして飲み水が一体化しているところだった。そこに25万人が住んでいたが、そういう水に慣れている人々には至福のコップ一杯の水が、我々には猛毒に近い一杯だった。(中略)日本の川文化との極端な対比を思い浮かべ、やがて世界的な水飢饉になったときの生き残り競争の単純な未来図を見たような気がした」  「雨水利用建築の普及が次の『地球の水枯渇問題』の課題のひとつ。(中略)雨水利用は世界でドイツが一番進んでいて、すでにドイツの新築の家の8割ぐらいがそういうシステムを取り入れている」

(書13−5〜10)『深夜特急1〜6』

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【送料無料】深夜特急(1) [ 沢木耕太郎 ] 価格:452円(税込、送料込) 『深夜特急』を読むのはこれで3回目くらいですが、やっぱり最高の本だと思います。 この本を読んだ僕の兄は、3年勤めた会社を辞めて南米に単身3ヶ月の旅に出ました。そして僕は、大学4年の最後に中国に1ヶ月強の一人旅に出ました。一人旅という言葉は昔から知ってましたが、理由も無く自分には遠いところに置いていました。でも、この本を読んだらいてもたってもいられなくなり、一人旅が憧れに昇華したのです。 中国へのはじめての一人旅、沢木さんをまねて神戸から天津に向かうフェリー以外は無計画でした。三国志にゆかりのある成都と孔明の草廬がある古隆中だけは絶対に訪れたいと思っていましたが、そこに至るルートはノープランです。 神戸のフェリー乗り場でやっぱり怖くなって「帰ろうかな?」と思ったこと、フェリーで知り合った日本人の方の友人宅に泊めてもらったこと、北京からの夜行電車で車両全体の聴衆を相手に日本の歌謡曲を歌ったこと、そのお返しに中国の歌謡曲を歌ってもらったこと、その電車で知り合った中国人の女性に成都を案内してもらったこと、フェリーで同室になった中国人老夫婦に息子同然の面倒を見てもらったこと、上海のドミトリーで隣の70歳の爺さんが上海でたこ焼き屋を開こうとしていること、、、いろんなことを覚えてます。それだけ、一人旅というのは刺激が強かったのです。 沢木さんは香港から旅をスタートさせ、マカオ→香港→バンコク→マレーシア→シンガポール・・・とバスの旅を続けます。 旅行記としては、それなりの魅力に落ち着きますが、人間物語というか冒険記としては、最高の魅力がこの本にはあります。旅で出会う新しい外界と、沢木さんの内面が相互作用しながら、内面の変化によって外界の捉え方が変わっていく、そんな人間的な本なのです。 この本の魅力を言葉にできるだけの文章力を持っていません。ただ、兄と僕を実際に突き動かしたという事実、再読したことにより世界を巡りたいという強い欲望(仕事も家庭もあるのに、本当に強いんです)が今僕の中に渦巻いてるという事実、この事実が本の魅力(魔力)を表していると思います。

スランプ?転職?

どうも仕事が面白くない。もちろん、毎日ワクワクするような仕事でないことは間違いないのですが、最近は全くやる気がでません。 社会人人生13年。いまだかつて経験したことの無いほど仕事がつまらなく感じるのです。上司、職場環境もろもろが原因だとは思いますが、ここまでつまらないのはお初です。 感情が薄れるので、毎日マシーンの様に働くのですが、そうやって働くこと自体が更につまらなさを加速させる。悪循環です。 原因は明確なのですが、それを取り除くためには会社を辞めるしか、今は手が見えません。さて、どうすべきか。。。悩みどこですし、悩むべき時のようです。

ドコモのiPhone採用で日本の通信会社は衰退へ

ドコモのiPhone採用。ちょっと残念です。 市場が望む以上ドコモも採用すべきだと思いますが、ソフトバンクがiPhoneを採用した2008年からこれまでの約5年間、ドコモは何をしてたのか?なんだか、5年たっても何も変わってない気がします。だったら、何のための5年だったのか。 iPhoneが、通信キャリアにもっとも大きなインパクトを与える部分は「コンテンツプラットフォーム」と「課金」かと思います。 iモード時代は、コンテンツは『iメニュー』でカテゴリから探しだし、有料コンテンツを買うと(正確には『マイメニュー』登録すると)翌月の電話料金と一緒にコンテンツ代が引き落とされました。 今はどうか? アンドロイドでコンテンツを探そうとすると、ドコモ契約者の場合は『dマーケット』か『Playストア』で探すのが通例でしょう。前者はドコモのコンテンツプール、後者はGoogleのコンテンツプールです。iPhoneの場合は、これが『Appストア』になります。そして、支払いは『Playストア』の場合はGoogleアカウント、『Appストア』の場合はiTunesアカウントに登録されたクレジットカードから引き落とされます。 ガラケーからスマホへのシフトが進むと、利用者は自動的にiモードの縛りから解き放たれ、PlayストアやAppストアといった選択肢に出会います。電話インターネットの世界から、本当のインターネットの世界にシフトするのです。 このまま放っておくとインターネットの覇者であるGoogleやアップル、マイクロソフトに市場を食い荒らされてしまいます。通信キャリアは対抗策を考えざるをえません。そこで、ドコモは『MUSICストア』や『VIDEOストア』といった動画や音楽コンテンツを用意し、アプリに重点をおく『Playストア』との差別化をはかります。さらに、ドコモは『dマーケット』を携帯電話会社に関わらず(auでもソフトバンクでも)利用できるオープンプラットフォーム化を進めます。つまり、本当のインターネットの世界で勝負しようとしたのです。 しかし、取り組みが中途半端なのかいまいちコンテンツが育ちません。つまり、『dマーケット』だから、『MUSICストア』だから、といった差別的なサービスが無いのです。 ドコモの6千万加入者といっても世界では20位にも入れない

東京五輪でカネ・カネ・カネ

東京五輪が発表された後の初出勤日。ボスは早速、五輪需要を手に入れろ!との指示。パートナー会社からのメールには、どこもかしこも五輪需要の文字。 これまで思い描いていたオリンピックは、もっとスポーツの祭典であり、もっと純粋なものだったのですが、今日からはカネを稼ぐ美味しい機会に。 仕事をする以上仕方ないのですが、テレビも新聞も雑誌も「経済効果」では、ちょっと切ない気がします。その金銭的な現実をリアルに見せつけられる子供達が、オリンピックを純粋なものとして憧れられるのか不安に思うのです。 この美味しい機会に皆がむらがり、本来の復興に向けた取り組みが色あせることを恐れます。復興をエサにしてオリンピックを呼びこみ、復興をないがしろにすることは絶対にあってはならないことです。 インフラ発注先や食料調達先を被災地優先にする、ボランティアを被災地の中高生優先とする、試合開催地には被災地のガレキ受け入れを義務づける、など少々厳しいかもしれないが、コミットメントを示してもらいたいものです。

(書13−4)『勝負哲学』

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【送料無料】勝負哲学 [ 岡田武史 ] 価格:1,575円(税込、送料込) ペップ・グアルディオラ、アレックス・ファーガソンときたら、、、そう岡ちゃん!今回は、我らが岡田監督と羽生善治さんの対談本です。 僕は将棋が大好きなのですが、その理由は羽生さんです。羽生さんが7冠を成し遂げたのを見て素直にカッコいいなぁって。一方、岡田監督はそれほど関心は無かったのですが(笑) そんな二人の対談本です。岡田監督は少々肩肘はって対談に望んだのか、最初の方はちょっと自己顕示が多い気がします。でも、徐々に空気がなじんでくると、代表監督時代のストレスや日本人特有のコーチングスキルを素の状態で話し始めます。 コーチングについて 「昔はそうでしたね。うるさく説明していました。でも今は、やるべきことを簡潔に伝えるくらいで、細かい指示は出しません。まだ、やられてもいないことを心配して、やられないような対策をを細かく伝えると選手が受け身になっちゃうんです」 日本人の自主性について 「つまり指導者から『ここにいろ』という確たる指示か、そうでなければ『ミスしてもいいから思い切って行け』という保証を欲しがっているんです。慎重策にしろ、積極策にしろ、失敗した時は指導者の指示によるものだという責任回避のための保証です」 選手との関係について 「ほんとうは私もみんなに好かれたいし、いい人間と思われたいんです。でも、そうしたら決断が鈍ってしまう。その傾向を自分に感じるから、私は必要以上に選手と親しくなることを自分にいましめたのです」 一方、羽生さんは、自分なりに深く考えた説得力のある発言を数多くされています。この発言の多くは『大局観』等の他の書籍でも述べられており、一貫した羽生さんの考えでもあります。 「欠点を直すことにもあまり一生懸命にならないようにしています。欠点は長所の裏返しであることが多くて、欠点を是正してしまうと長所まで消えてしまうことがあるからです」 「リスクテイクをためらったり、怖がったりしていると、ちょっとずつですが確実に弱くなっていってしまいます。(中略)だから私は、経験値の範囲からはみ出すよう、あえて意図的に強めにアクセルを踏むことを心がけているつもりです」 「結果的にうまくいったか、いかなかったかではなく、そのリスクをとっ

東京オリンピック開催がどうも嬉しくない

2020年のオリンピック開催地が東京に確定しました。福島原発汚染水への質問に対し首相が見事に答えたことが評価されたみたいです。確かに安倍首相の回答は、原稿があったとはいえ素晴らしいものでした。 9月8日朝9時現在、テレビはオリンピック開催でもちきりです。ただ、僕はどうも嬉しくありません。むしろ、周囲の騒ぎを見れば見るほど、東京開催に嫌悪感をいだきます。 少々あまのじゃくな所もあるので、それが原因の1つです。昔から文化祭実行員会とか、参加せずに第三者的に見てましたし。 でも、もう少し理由があるのです。 1つは将来を食い潰しながら「子供のために!」と言うオジサン達への嫌悪です。 日本の現在の負債総額は約1,100兆円と言われています。政府純債務としては600兆円程度。これからも国債を大量に発行し、確実に負債は増えるでしょう。2012年までの過去7年間で、政府純債務は200兆円増えており、同じレベルで増加すれば2020年には純債務は800兆円に上ります。 日本の経済破綻については議論が多数ありますが、今の借金が未来世代の犠牲の上に成り立っていることは確かです。 収入を上回る消費をしたいから借金をします。そして、借金はいつかは返さなければなりません。あるいは返さないとしても、借りる事が徐々に難しくなります。 インフラなどの設備投資は将来世代にも便益をもたらしますが、キャッシュ(現金)は今動きます。会計上や論理上の利益ではなく、問題はキャッシュの動きです。 今の年金をどうにかするため、今のインフラをどうにかするため、今のオジサン達はキャッシュを使いまくります。そして、そのキャッシュを「受注」した一部企業のオジサン達が、銀座で美味しいお酒を女の子と一緒に飲みます。 でも、その酒代は誰が払っているのでしょうか。未来の日本人、今の子供が払っているのです。高度経済成長で既に十分な資産をもつ団塊世代の酒代を、将来が見えない今の子供達が払っているのです。 オリンピックも同じです。2020年に生まれるキャッシュは、インフラ発注や株価上昇などを通じ、2014年や15年の段階で、多くの個人に分配されるでしょう。 そんなオジサン達に「被災地の子供のために」などとテレビで叫ばれると、反感を覚えてしまうのです。 オリンピックの経済効果で借金を減ら

(書13−3)『ファーガソンの薫陶』

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【送料無料】ファーガソンの薫陶 [ 田邊雅之 ] 価格:1,365円(税込、送料込) ペップ・グアルディオラ の次は、アレックス・ファーガソンの本です。 この本を読んで、僕はファーガソンのことがちょっと嫌いになりました。世界最高の監督であることは間違いない事実ですが、「勝利のためなら何でもやる」という姿が垣間見えて、なんかお金にギラギラしたカリスマ社長のような、そんな香りを感じてしまうのです。「勝利が重要なのは分かるよ。でも、でも」っていう気持ちです。 ただ、ファーガソンは自分の優秀さを示すためだけに勝利を求めているわけではなさそうです。組織の勝利を第一にするという姿勢の裏にはマンUへの愛を随所に感じます。 「アレックス・ファーガソンという人間の感情は、マンチェスター・ユナイテッドの前では二の次になるのだから」 という発言に、そうした気持ちは現れています。 ただ、ファーガソンのチームが強いことは間違いないのだけれども、そのサッカースタイルは印象に残るものではない気がするのです。 ドルトムントやバルサなどと比べると、「マンUと言えば、こんなプレースタイルだよね」といった印象が薄く感じます。僕はバルサファンなので、あまりマンUの試合を見ていないので強くは言えませんが。。。 この本を読むと、ファーガソンとモウリーニョの類似点を感じ、ペップとのギャップを感じます。この本に書かれたファーガソンの個性が真実か否かはわかりません。ただ、そのスタイルが好きか嫌いかは別として、学ぶべき発言は幾つかあります。それを最後に2つ紹介します。 「今日の試合を戦いながら明日のために考える。重要なのはものごとを大局的に見ることだ」 「一流の人間は、一流の人間を雇うのを恐れない」  特に2つ目は、 モウリーニョ的な香りを感じる素晴らしい言葉だと思います。

日本でのオリンピック(決定前の投稿)

NHKも、日本テレビも全てオリンピック特集です。オリンピックが日本で開催されることは、とても夢のある話かもしれません。ただ、どこまで日本人の意見が反映されているのか、疑問です。 インターネット投票サイト(http://zzhh.jp/questions/35)では、約2,000の回答者中7割が反対票を投じています。 開催中の治安、通勤、宿泊等を不安に思う周辺住民の方や、そんな金あったら福島復興にまわせ、という声もあります。 一方、経済効果は150兆円にものぼる、というホント?と疑ってしまうような便益もあるようです。(この場合、一過性であるインフラ整備投資は無視すべきかと思います。怖いのは、たった数ヶ月のために多大なインフラ投資を行い、ゼネコンを潤わせた後、その設備が全く使われないことです) メリット、デメリットがあまり明確に議論されないまま、最終決定を待つ夜を迎えました。ただ、一点だけ言えることがあります。まずは説得すべきは開催国である日本人であり、IOCではありません。今回の招致活動が、トップだけで空回りした行動であることは間違いないようです。

アマゾンの品質低下を感じる今日このごろ

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最近アマゾンで買った本が、汚れてたり折れてたり。昔は無かったのですが、最近なんか目立つ気がします。 ピザ屋の冷蔵庫で、食品をおもちゃにした写真を投稿する若者を見ると、アマゾンの倉庫でも?と思ってしまうのは僕だけでしょうか。 中古本を買っているわけではないのですから、かなりがっかりです。本好きな人にとって、新車を買ったら既にタバコのにおいがした、それくらいショックなのです。 ちっちゃな箱に押し込められて折れた表紙 箱は大きかったけど、ビニールに無理矢理入れられて折れた表紙 落としたのか、汚れた角と折れた表紙

市場調査では見つからないニーズ

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サンバイザーとカツラの組み合わせ スティーブ・ジョブズや本田宗一郎さんがマーケティング調査を嫌ったことは有名です。本当にほしいものなどお客様自身だってわからない。だから、お客様に「何がほしいですか?」と聞くこと事態がナンセンスと。 まぁマーケティング調査の定義によると僕は思いますし、P&Gや花王を見ればナンセンス以上の意味があることは明確です。 ただ、この写真にある商品はマーケティング調査から生まれないのも事実。直感vs論理、中々面白いバランスで市場は成り立っているようです。