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寄付したら豪勢なパンフレットが送られてきた

たった1,000円ではありますが、カタリバという団体に共感を感じ、インターネットで寄付しました。 数日後、郵便で4色刷りの30ページにわたるパンフレットが届きました。紙もマット紙ではありますが、結構重めです。定期的な寄付を訴えかける手紙なども入ってますが、なんとなく企業紹介のようなパンフレット。代表の顔写真とかドーンっと載ってまして。 寄付を集めるのも大変なんだと思いますが、1,000円寄付してこうした豪勢なものが郵便で届くと、なんだか微妙な気分になります。もっと素っ気なくて良いと思うのです。

高校野球における抑えピッチャーの勇気に感銘

たった今、夏の高校野球で富山商業が新潟の日本文理高校に負けました。9回裏の逆転サヨナラツーランホームランという、高校野球らしい終わりかたです。 打たれた富商ピッチャーは8回からマウンドにあがった岩城くん。甲子園初マウンドでの対戦相手が、打線で有名な日本文理高校。なかなかストライクが入らない所もありましたが、何とか1点差で9回裏のマウンドへ。 ランナー1塁から突然のサヨナラ劇。ホームラン打たれた瞬間、岩城君は「え?」といった驚きの表情。 高校野球にはプロ野球と違って後がありません。日本シリーズだって、来年もあれば再来年もあります。ただ、3年生が主体の高校野球では次の試合もなければ、来年もありません。 そんな中で、試合終盤に登場する抑えピッチャーのプレッシャーは想像を絶します。サッカーのPK戦は5人で蹴るものですし、PKが本職なプレーヤーなどいません。しかし、抑えのピッチャーは「抑える」ことが本職であり、抑えられないことは仕事失敗なのです。人生最後の機会で仕事失敗がさらけ出される、それが高校野球の抑えピッチャーが抱えるリスクなのです。 そうした仕事を引き受けてでもチームに貢献しようとするプレーヤーの勇気に感銘を受けました。負けてはしまいましたが、岩城くんには得がたい感動をもらいました。

(書14−4)『阪急電車』 有川浩

スーパーほっこりしますね。 自己啓発書やビジネス書や近代小説ばかり読んでると、どんどん自分の精神年齢が老いてく感じがしませんか?難しい知識や難しい表現や難しい精神葛藤などを本で知って、フムフムみたいな。 でも結局、男女の恋愛とか、恋愛のすれ違いとか、日常の人間関係とかそんなシンプルな部分にこそ心がフルルと動くんだと思います。初めて彼女を部屋によぶ時の「どういう口実で部屋に呼ぼう」「どういう口実なら部屋について行こう」「終電なくなりそうだけど、敢えて気づかないふりしよう」みたいな、誰でも分かるシンプルな心の動き。三島由紀夫や川端康成の世界には描かれない、幼稚だけど根源的な感情です。 さらに、舞台が阪急電車ってのもイイ。適度にゆっくりで、適度に地元電車で、適度に無名なところが、ほっこりさせます。新幹線では無く、観光色が混じってしまう江ノ電でも無く、停車駅にリアルな想像をかき立てる東横線でもない電車。 「あー、なんかそーいうの良いなぁ」ってのが凝縮した一冊です。平日、早退した日に各駅停車で座りながら読みたい本です。

広島の土石流報道に感じる報道の無責任

一時期とある商品の自治体向け営業をやっていました。県庁や市役所などの自治体に、とある商品を提案するのです。しかし、営業のたびに感じたのは自治体職員の無気力と自治体の限界です。 昨日、広島で生じた土石流のため十数人の方が亡くなりました。本日のニュースでは、広島市役所による避難勧告の遅れが死傷者発生の原因にあると断じ、避難者の「勧告が遅すぎる」コメントを報道しました。 しかし、自治体職員の現実は「逃げる必要の無い勧告をすれば怒られる」「しかし、勧告が遅れれば怒られる」の板挟みなのです。事実、「勧告を出したくせに、何もおこらねぇじゃねぇか」と文句を言う住民は予想外に多いのです。 また、勧告に必要な情報が自治体には意外とそろってないのです。近年の予算削減で、水位計やカメラなどの情報収集ツールを設置することができず、現場で何が起こっているのかを遠隔から判断することが出来ないのです。現在稼働するセンサーの多くは10年以上経過したかなりのポンコツです。 リアルタイムな情報を持たない一方で、勧告の精度を求められる。これが自治体防災の現実なのです。結果、大雨が予想されるたび、自治体職員は自宅ベッドの横にパソコンを設置し、1時間おきに起きてはヤフー天気を確認するのです。時には自宅が危険にさらされつつも、他人の安全のために深夜の役所に詰めるのです。 こんなギリギリで運用されている自治体防災の内情を報道すること亡く、すべてを自治体のせいにして話を終わらせる報道機関に憤りを感じ得ません。 冷たい言い方ですが、自分の身は自分で守るほかありません。自己責任です。自治体の防災システムは自己防衛を助けるものであり、安全を保証するものではないのです。しかし、こうした報道が流れるたび、安全が破られる=自治体防災システムの不備という等式が暗黙裏に世論に形成されます。この等式の対偶は、「自治体システムが完全ならば安全は守られる」であり、自己責任という冷たい現実からの逃避なのです。 悲しい出来事ではありますが、やはり防災は自己責任という点を見失ってはいけないと思います。

(書14−3)『おざわせんせい』 博報堂「おざわせんせい」編集委員会

博報堂の知り合いに薦められた一冊。 博報堂の生きる伝説、小沢正光氏の名言?暴言?をまとめた一冊です。 「これ以上、言ったら、殴るぞ。」 「クライアントは、大学院。お前らは、幼稚園。園児にしかできないことを死ぬほど考えろ。」 「じゃぁ、今そこでNASAに電話して。」 ここまでくると、パワハラというよりも専制君主に近いですが、その発言を食らった皆さんが、後々になって笑い飛ばしちゃうところに小沢さんの愛があるのでしょう。 上に書かれた言葉だけじゃ通じない面白さやインパクトが満載の書で、読まないと伝わりません。博報堂社内ではバイブル化しているとも聞く名著です。 ちなみに、小沢氏が著者となっている「プロフェッショナルアイデア」を読めば、「おざわせんせい」にある氏の発言が、根拠の無いパワハラでは無いことが分かります。

(書14−2)『百舌の叫ぶ夜』 逢坂剛

なんだか最近、通勤電車で難しい本を読むのがおっくうになってきました。昔は普通に大前研一やクリステンセンや孔子やプラトンなどを読んでいたのですが、最近「通勤くらい軽い読み物を」という声がどこからか聞こえてくるのです。 そんな気持ちから、ドラマ化された百舌シリーズをKindleで買ってみました。 結構グロいっすね。がんがん人が死にます。しかも、普通にプスって殺されます。小説がドラマ化されていますが、なんとなくドラマを小説化した感じの内容です。ちょっと登場人物にリアリティが無いというか、内面的な感情の揺れ動きに乏しいというか。 決してつまらないとは言いませんが、『ジェノサイド』などと比べると、ほどほどの娯楽本といったところかと。

(書14−1)『アトピーは和食で治せ!』 永田良隆

小さいころから軽度のアトピーに悩まされてきました。ひざの裏やひじ、首や背中、時にはまぶた等にアトピーがでます。特に汗をかきやすい夏場がひどく、次が冬場の乾燥時期。 最近、いままでに無いくらい悪化したので、この本を手にしてみました。 主旨は、 1)極力油(特に植物油)をとらない 2)タンパク質の摂取量をひかえる 3)魚類および海藻類の摂取を増やす 4)ステロイドは使うときはしっかり使う です。 そして、上記1〜3を実現する上で、和食が最も適しているというのが筆者の主張となります。アトピーが近現代において問題になった点からも、欧米食文化の浸透やお菓子などの飽食が原因と考えられ、以前の質素な和食文化がアトピーの一因であると説明します。 確かにこれまでの経験上、ラーメンを食べた翌日やポテトチップス、マヨネーズを多くとった週などは肌が悪化しやすい状況でした。 ということで、ここ3週間は魚中心の和食に切り替えました。ラーメンは一切食べず、毎日かならず魚を摂取します。植物油も可能な限り排除し、マヨネーズや乳製品も完全排除。 完全に綺麗になったわけではありませんが、肌の調子は徐々によくなっています。特に感じるのが胃腸内部の改善。植物油を大量にとった日は、なんとなく胃腸内部にアトピーが生じている感覚(あくまで感覚です)がありました。これは排泄物からそんな感じ(あくまで感じです)をうけてました。 この本を読んだうえで、自分なりのアトピー対処法をここに記します。 1)食事は和食に 2)お風呂のあとは必ず水シャワーで体を冷やす 3)体がかゆいときは、可能であれば水シャワーで体を冷やす 4)ねてる間にかいてしまう時には、靴下を手袋代わりにはめる 5)爪はこまめに切る 6)夏場の寝室は冷房で冷やす 7)酒を飲んだ日は冷水を飲んでから寝る 8)かゆいならステロイドはしっかり使う(かゆくない日は塗らない) 基本、汗をかかないようにしながら肌の炎症を冷やして止めることが中心になっています。 ちなみに、こちらの本も読みましたが内容はほぼ同じなので、価格の安い『アトピーは和食で治せ!』だけで十分です。

Kindleの長所と短所

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1ヶ月前にKindle(Kindle Paperwhite)を買いました。以前からKindleにしようか、iPadを買ってKindleアプリで読もうか悩んでいたのですが、これ以上考えても仕方ないと思い買いました。 結局iPadは持ってないので比較はできませんが、Kindleを超活用している日々を振り返れば、買ってよかったのだと思います。こうした言い回しをするのも、Kindleにいくつかの欠点があるからでもあります。 長所 軽くて小さく持ち運びに便利 電池の持ちがいい 片手で読める 紙の本よりコンテンツが安く買える 視認性がいい(目に優しい) Kindle Paperwhiteは206グラムと、iPad miniの336グラムよりも130グラム軽くなってます。130グラムってどれ位かと調べてみると、これくらい。 あんまり大した差に見えませんね(笑) でも、まぁ毎日食べもしない蒟蒻ゼリーを持ち歩いていると思えば、少しは気分が軽くなります。 長所のなかで特筆すべきは「片手で読める」点です。スワイプではなく、タップでページがめくれるため、通勤電車などの片手で操作が必須となるスペースでも楽々本が読めます。これは、ページめくりが必要な紙書籍だとかなり難しいですし、重めのタブレットですと腕が痛くなります。たとえ軽いタブレットでも、サイズが片手操作サイズを超えるとページ送りに必要なスペースを片手ではタップできず、必然両手でのページ送りとなります。この長所のおかげで、今はどんな狭いスペースでも本が読めるようになりました。 短所 本の選択肢が少ない Kindleストアのランキングや検索機能が少々使えない 本を共有できない 加筆・参照に不便 無駄に本を買ってしまう 短所の1とか2とかは、時間とともに解決されるでしょうが、今の自分の悩みは3〜5です。 この本イイと思ってもデジタルコンテンツなので共有ができません。アカウント共有により可能ではありますが、アカウント共有してしまうと自分の本棚を開けっぴろげにする形になり、少々恥ずかしい思いをします。なんか、『会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』などを同僚には見られたくない気持ち分かりますかね? こういう本って何だか恥ずかしくないですか?

アキレス腱断裂 ②

仕事の都合から月曜日は出社し、火曜日にさいたま日赤病院へ。土曜日にもらった紹介状をもとに、月曜日に予約をしておいた。午前9時の予約であり、診療開始時刻が9時であったため、速攻で呼ばれるかと思いきや1時間待ち。 1時間待った後、これで3回目のアキレス腱断裂診断。正直「わかってます」。 再断裂のリスクが小さく、ギプス固定の期間が少々短い手術を選択する。同じ週の木曜日入院→金曜日手術→土曜日退院の流れで、入院を予約。火曜日の診断後は、入院に必要な血液・尿検査、心電図検査、レントゲン検査を受け、14時に解放。 多少、固定期間が短いとはいえ、これから2ヶ月弱も松葉杖生活かと思うと、後悔が激しく襲う。そんな後悔からか、入院を決めたにもかかわらず、その他の術式をインターネットでさがす自分。 そんなネットサーフィンで見つけたのが、 関東労災病院 の内山式手術と、 大船接骨院 の歩いて治す自然治癒方式。手術と自然治癒で方法は異なるが、どちらも1週間程度で松葉杖が不要になる点で同じ。とにかく松葉杖生活を嫌悪する僕は、そこから怒涛の情報収集。 まずは日赤に電話。術式に関東労災病院の内山式を取り入れてるかと確認するも、取り入れて無いとのこと。その後、大船接骨院に問い合わせ。しかし、すでに患者多数のため、新患者受け入れ困難。何とか自力歩行したい僕は、大船接骨院の院長に同様の方式をとっている病院を相談。他の医者の紹介をねだるなど、普段の僕にはない厚顔な相談ではある。しかし、院長は親切にも、草加市にある「 よしだ接骨院 」を紹介。勉強会等でその治療法が大船接骨院と類似であること、エコーを利用した対応をしてくれること、から信頼に足る医師らしい。一方、関東労災病院の術式についても尋ねると、これも親切に「有名な先生で、実績のある術式」との説明。 結局、スケジュールの関係から木曜日午前9時に関東労災病院を予約。日赤入院予定日の当日に、他の病院にセカンドオピニオンを取りに行くことに。入院ドタキャンは気が引けるため、前日にその可能性がある旨を日赤には説明し、了解を得る。 すでに紹介状は日赤病院に使用してしまったため、水曜日に職場最寄りの整形外科に立ち寄り、関東労災病院向け紹介状を書いてもらう。 これまでの流れは、以下の通り。 4月12日(土) 午前 アキレス腱断裂 4月

アキレス腱断裂 ①

センターバックの僕は、左サイドの同僚からバックパスをトラップするため、バックステップを踏んだ。左からのプレッシャーをかわし、少し体は開き気味のバックステップ。 3歩目くらいだろう、ドン!と左足に衝撃を感じる。どっかから野球のボールが飛んできて、左足かかとに当たったのだと思い、後ろを振り返る。衝撃の感覚をたとえようとして、野球のボールを持ち出したのではなく、本当に当たったのだと思った。しかし、後ろには後輩キーパーが立っているだけ。 「あ、(何かを)やっちまった」と思いつつも、まずは足下のボールを右サイドバックにパス。その後、その場で左足を動かそうとする。しかし、思うように動かない。およそ1年前に左足の靱帯を痛めたときを思い出す。左足を引きずりながらゴールラインの外に出て、左足首あたりを触ってみると、そこに有るべきものが無い。そこで、おおよそ確信に変わる。「ああ、アキレス腱切った」 特段どうってことの無い動きだったし、準備運動も普段より充実したつもり。あまりのあっけない断裂に、チームメイトは完全にねんざと推察している。痛みもない。でも、左足は踏ん張りがきかず、つま先を伸ばすことが出来ない事実が、普通じゃないことを訴えている。 急いで近隣の整形外科をさがすと、ぎりぎり午前の部に間に合いそうな所が1カ所。タクシーを呼び、病院に滑り込むと「あぁ、これは完全に切れてるね」の一言。家が埼玉であることを告げると、通院は難しいという判断から、とりあえず電車に乗れるよう左足をギプス固定してもらう。土曜日午後12時半の話。 そこから自宅の最寄り駅まで1時間半の電車内では、ずっとスマホでアキレス腱断裂を検索。治癒方法は大きく2種で、手術か自然治癒。手術の場合、手術室が必要となるため、街の整形外科では対応不可。自然治癒の場合、ギプス固定のみでOKだが、再断裂の可能性が手術よりも高いとのこと。 土曜日のため、日赤病院などの大手病院は外来対応を行っておらず、とりあえず最寄りの整形外科に。そこでは、応急処置としてつま先を伸ばした形でギプス固定。1日で2回もギプス固定されるとは。この整形外科(上小町整形外科)、股からまるまる左足一本を固定しようとするため、「仕事に支障がある」と強く言い張り、5分ほどの交渉の後、膝下ギプスで落ち着く。今考えると、膝上固定を強要した整形外科はこ

TOEIC 990点の価値

二週間前にTOEICを受験しました。毎年、自分のレベルチェックのためTOEICを定期的に受験します。 今回は2年ぶりの受験で、試験形式がうろ覚えになっていました。このため、前日に本屋に立ち寄って対策本を購入しました。 TOEIC対策本というのは本当に沢山ありますね。本棚1つ分が全て対策本。一方TOEFLは寂しい限り。 どんなのがあるのかな?と興味半分で棚をくまなく見渡すと、そこかしこに 「目指せ990点」 「990点の取り方」 「900点突破」 などと900点台をあおった対策本が盛りだくさん。 正直、TOEICで990点をとる事の意義は無いと思います。満点を目指すことは良い事ですが、900点も990点も何も変わりません。なので890点を持っている人が、900点台を取るためだけに受験する姿をみると「何か間違ってない?」と思うのです。 僕は990点を取った事がありますが、受験日やコンディションによって930点にもなります。僕の友人は米国滞在が長く、英語ペラペラですがTOEICは920点でした。 結局、TOEICはおおよその目安にはなりますが、満点=英語圏で生活可能という訳ではないのです。 ちなみに僕は留学経験など無く、独学で990点に至りました。そして留学しました。そして全く現地の英語についていけませんでした。そんなもんですTOEICなんて。

これぞ高校サッカー 富山第一 vs 星陵 (2014年決勝)

「5分あれば逆転できる」 松木安太郎さんなどが代表の試合でよく言いますが、現実は難しい。1点はなんとかできても、2点立て続けにとるとなると、相当厳しいものがあります。 でも高校サッカーでは起こるのです。 最近の高校生は技術は圧倒的に成熟しています。ただ、プロと違うのがフィジカルとメンタル。特にメンタル面は、修羅場の数が限られている高校生では、なかなか鍛える機会がありません。超満員の観衆に加え、テレビ視聴者の衆人環視にあうことなど滅多にありませんし、賞金がかかるプレー機会は皆無。 でも、だからこそ高校スポーツはドラマに溢れるのだと思います。 今回、星陵高校の方が個人技は優れていたと思います。守備陣、中盤、攻撃陣ともにしっかりとした個人技に支えられ、どんな状況でも落ち着いたパス回しが出来ていたのは星陵です。 一方、富山第一高校はパスが落ち着かず、ボールウォッチャーになることも多々。試合としては星陵高校が勝っていたと思います。そして星陵高校のメンタルも一流でした。 特筆すべきは富山第一高校のメンタル。後半43分まで2点差をつけられており、決定機もなかなかつかめない状況。多くの場合、破れかぶれのパワープレーで時間を費やしてしまいますが、とても落ち着いたボール扱い。むしろ、落ち着きを増していく感すら出てました。PKをとったプレーも、無理をせずに機会を狙っていたからこそ生まれたのだと思います。 選手としては、星陵では9番、富山第一では途中投入された20番が光ってました。9番の彼はまだ2年生とのことですので、あと1年で強さを磨けば相当な選手になりそうです。 富山第一の20番の彼は、戦術的に効いてました。右サイドでドリブル突破を果敢に仕掛け、ボールがとられた際にはディレイのためにプレッシャーをかける献身的なプレーにより、星陵の左サイドはかなり攻撃力を削がれました。特に中盤を支配されていた富山第一にとってサイドで起点を作れたことは、疲れが出る時間帯において「安全に攻める」ことを可能にし、中盤の回復に役立っていました。 延長後半のゴールで勝ち越した富山第一が優勝しましたが、選手個人としては星陵が勝っていた試合。そして何よりも星陵が時間稼ぎをしなかったことも素晴らしいと思います。どんなプレーよりも、その姿勢は本当に素晴らしいと思います。 この

ゲーム神経

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ポコパンに今はまっています。正確にはポコパン修行。 30代中盤を超えて、今更ゲームと思われるかもしれませんが、今回はゲームと真剣に向き合ってます。どの指を使うか、どのように視線を配るか、どの順番で色を消すか・・・メモをとらんばかりの真剣さです。 とにかく僕はゲーム神経がないのです。 ゲーム神経とは運動神経に似せて僕が作った言葉ですが、ゲームを操るセンスみたいなものです。 たとえばこんな人が ゲーム神経のある人 の例です。(例が古くてすみません) ハンマーブロスをファイヤーボールなしでやっつけられる スパルタンXで上から落ちてくるヘビを跳び足ケリでやっつけられる 比較的短期間で、プレイステーションのLRボタンをあやつれれる そして、 ゲーム神経のない人 の例は、こちら。 アイスクライマーを一緒にやると、画面の下に消えていく なかなかクッパが倒せない ぷよぷよで連鎖が出来ない ウィニングイレブンでLRボタンを使うときは、はじめから使うことを決めていないと使えない(臨機応変には使えない) モンスターハンターでモンスターから逃げてばかりいる オンラインゲームなど、相手が待ってくれないゲームで落ちこぼれる この「ゲーム神経のない人」の元ネタは、すべて僕です。 そんな僕が才能を努力で解決しようと思い立ち、始めたのがポコパンです。毎日毎日、継続的にプレイしています。多い日には30試合くらい。でも、未だに10万点前半。最高得点は26万点。ひどいときには5万点。 それがどんなレベルかというと、つい先日誘った友人が、2日で40万点。僕の嫁が76万点。そして嫁のいとこが100万点。そして今日あった、嫁の親戚が300万点。わかります?僕の26万点って、初心者が速攻でクリアできる水準なのです。 アイテムを使えばもう少し伸びるかもしれませんが、まだまだアイテムに頼る段階ではありません。ゲーム神経がなくても、30代後半からでも、努力でなんとかなることを証明するため、今日も布団に寝転がりながらポコパンに励みます。