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アキレス腱断裂 ②

仕事の都合から月曜日は出社し、火曜日にさいたま日赤病院へ。土曜日にもらった紹介状をもとに、月曜日に予約をしておいた。午前9時の予約であり、診療開始時刻が9時であったため、速攻で呼ばれるかと思いきや1時間待ち。 1時間待った後、これで3回目のアキレス腱断裂診断。正直「わかってます」。 再断裂のリスクが小さく、ギプス固定の期間が少々短い手術を選択する。同じ週の木曜日入院→金曜日手術→土曜日退院の流れで、入院を予約。火曜日の診断後は、入院に必要な血液・尿検査、心電図検査、レントゲン検査を受け、14時に解放。 多少、固定期間が短いとはいえ、これから2ヶ月弱も松葉杖生活かと思うと、後悔が激しく襲う。そんな後悔からか、入院を決めたにもかかわらず、その他の術式をインターネットでさがす自分。 そんなネットサーフィンで見つけたのが、 関東労災病院 の内山式手術と、 大船接骨院 の歩いて治す自然治癒方式。手術と自然治癒で方法は異なるが、どちらも1週間程度で松葉杖が不要になる点で同じ。とにかく松葉杖生活を嫌悪する僕は、そこから怒涛の情報収集。 まずは日赤に電話。術式に関東労災病院の内山式を取り入れてるかと確認するも、取り入れて無いとのこと。その後、大船接骨院に問い合わせ。しかし、すでに患者多数のため、新患者受け入れ困難。何とか自力歩行したい僕は、大船接骨院の院長に同様の方式をとっている病院を相談。他の医者の紹介をねだるなど、普段の僕にはない厚顔な相談ではある。しかし、院長は親切にも、草加市にある「 よしだ接骨院 」を紹介。勉強会等でその治療法が大船接骨院と類似であること、エコーを利用した対応をしてくれること、から信頼に足る医師らしい。一方、関東労災病院の術式についても尋ねると、これも親切に「有名な先生で、実績のある術式」との説明。 結局、スケジュールの関係から木曜日午前9時に関東労災病院を予約。日赤入院予定日の当日に、他の病院にセカンドオピニオンを取りに行くことに。入院ドタキャンは気が引けるため、前日にその可能性がある旨を日赤には説明し、了解を得る。 すでに紹介状は日赤病院に使用してしまったため、水曜日に職場最寄りの整形外科に立ち寄り、関東労災病院向け紹介状を書いてもらう。 これまでの流れは、以下の通り。 4月12日(土) 午前 アキレス腱断裂 4月

アキレス腱断裂 ①

センターバックの僕は、左サイドの同僚からバックパスをトラップするため、バックステップを踏んだ。左からのプレッシャーをかわし、少し体は開き気味のバックステップ。 3歩目くらいだろう、ドン!と左足に衝撃を感じる。どっかから野球のボールが飛んできて、左足かかとに当たったのだと思い、後ろを振り返る。衝撃の感覚をたとえようとして、野球のボールを持ち出したのではなく、本当に当たったのだと思った。しかし、後ろには後輩キーパーが立っているだけ。 「あ、(何かを)やっちまった」と思いつつも、まずは足下のボールを右サイドバックにパス。その後、その場で左足を動かそうとする。しかし、思うように動かない。およそ1年前に左足の靱帯を痛めたときを思い出す。左足を引きずりながらゴールラインの外に出て、左足首あたりを触ってみると、そこに有るべきものが無い。そこで、おおよそ確信に変わる。「ああ、アキレス腱切った」 特段どうってことの無い動きだったし、準備運動も普段より充実したつもり。あまりのあっけない断裂に、チームメイトは完全にねんざと推察している。痛みもない。でも、左足は踏ん張りがきかず、つま先を伸ばすことが出来ない事実が、普通じゃないことを訴えている。 急いで近隣の整形外科をさがすと、ぎりぎり午前の部に間に合いそうな所が1カ所。タクシーを呼び、病院に滑り込むと「あぁ、これは完全に切れてるね」の一言。家が埼玉であることを告げると、通院は難しいという判断から、とりあえず電車に乗れるよう左足をギプス固定してもらう。土曜日午後12時半の話。 そこから自宅の最寄り駅まで1時間半の電車内では、ずっとスマホでアキレス腱断裂を検索。治癒方法は大きく2種で、手術か自然治癒。手術の場合、手術室が必要となるため、街の整形外科では対応不可。自然治癒の場合、ギプス固定のみでOKだが、再断裂の可能性が手術よりも高いとのこと。 土曜日のため、日赤病院などの大手病院は外来対応を行っておらず、とりあえず最寄りの整形外科に。そこでは、応急処置としてつま先を伸ばした形でギプス固定。1日で2回もギプス固定されるとは。この整形外科(上小町整形外科)、股からまるまる左足一本を固定しようとするため、「仕事に支障がある」と強く言い張り、5分ほどの交渉の後、膝下ギプスで落ち着く。今考えると、膝上固定を強要した整形外科はこ