映画『ARGO』 この映画好きです!
もともと映画は見ない方だったのですが、最近は気分転換を兼ねて、土日の夜にレイトショーを見に行くことが増えました。徒歩数分の映画館ですし、レイトショーだと1,000円ですし、空いてるし。まぁ、僕の映画にかける熱意はそんなものなのかもしれませんので、この投稿はあまり参考にならない意見かも。 最近見たのは、こんなところ。 ・天地明察 ・踊る大捜査線 THE FINAL ・アベンジャーズ ・海猿 ・ARGO アベンジャーズ、海猿は気分転換(アミューズメント?)という僕の目的にピッタリで楽しめましたが、天地明察と踊るは、途中でイライラしてしまうという負の効果が(笑)。天地明察は小説を読んでましたし、踊るはセリフをそらんじられる位のファンなので、期待値が高かったのです。それが、あれじゃぁ浮かばれません。 そして、何の期待も無く見たのが『ARGO』。ベン・アフレック主演・監督のCIAモノということで、『トータル・フィアーズ』好きの僕はとりあえずという感じ。 この映画、イイです!CIAモノの中では出色の出来。『トータル・フィアーズ』も『スパイ・ゲーム』も結構好きですが、この二つはアクション要素が多く盛り込まれ、知的にも感情的にも気分がスカっとするところに魅力。『ARGO』はアクション要素は無く、純粋に知的サスペンスを楽しめるのです。 実話をもとに、実際の人物にそっくりさんのキャスティング、1980年当時の実映像を模写した撮影、そして当時大統領であったジミー・カーターからの挿話と、かなりのリアルさ。 イラン革命軍に見つかったら公開処刑必死の外交官6名。その6名の緊張と恐怖が見るものにヒシヒシと伝わる映像。「死と隣り合わせの緊張と恐怖を感じさせてくれる映画」という優しい表現よりも、「緊張を恐怖を強いる映画」と言えるでしょう。映画に興味の薄い僕の一押しです!