埼玉県のおすすめスポット:川島町のすったて

首都圏に住んでると、どうしても近隣の名産を軽んじてしまいます。土日に小旅行に出る際、家から車で40分とかの場所は選びません。日常すぎて非日常を味わえないからなのでしょう。

でも、このシルバーウィークはそんな「思い込み」にチャレンジ。身近になんかないかなぁと『るるぶ埼玉』を眺めていると、あるじゃないですか!

川島町のすったて

雑誌の写真から推察するに、かけうどんのつゆが冷や汁パターンです。

カーシェアを6時間借りて、速攻川島町に向かいます。大宮から車で40分程度。ただ、シルバーウィークでどこもかしこも混んでおり、実際は1時間弱かかりました。

最初は、食べログで高評価の「手打ちうどん庄司」に向かいますが、駐車場がパンパン&7組ほどの待ち。私は、なにが嫌いって待つのが嫌い。そこで、即座に目的地変更。同じく食べログで有名な「泉の里」をナビの目的地に設定。「手打ちうどん庄司」を出て3分くらいでしょうか、左手に「だるまや」なるうどん屋を発見。正直、食べログの数字ほどいい加減なものはないので、再度目的地を変更し「だるまや」に駐車。後から知りましたが、ここも食べログ高評価の店。

駐車場はお店にむかって左手奥に10台ほどのスペースがあり、12時40分ごろ到着した際には、4台ほどの空きがありました。お店は、座敷に4人席が8テーブルと土間に20人は座れそうな長テーブルが1つ。

すったて(ライスを追加注文したため漬け物がのってます)

嫁は「すったて」の並(400グラム)、私は「すったて」の大盛(1.5倍)を注文。注文から準備を始める上、数名のおばさんで切り盛りしているため、出てくるまでおよそ10分〜15分。長い人は20分ほど待っていました。しかし、大好きな「美味しんぼ」が30冊ほど置いてあったため、待ち時間は気になりません。

すったては、予想よりもつゆがあっさり。もっと、ゴマ濃厚なとろとろの漬け汁を予想していたのですが、味噌が中心のサラッとしたつゆ。まさに冷や汁。うどんは形が不揃いなので手打ちでしょう。コシはまずまずです。私の場合、常に「吉田のうどん」がコシの原点にあるため、どうしても厳しめの表現になります。

がっつり食べたい派にとっては、もう少し濃厚な汁が良いですし、特盛でもよかったかなと。ただ、「すったて」は完全に地元住民の食べ物であることを考えれば、このあっさり感は、きっと敢えてのものなのです。ササっと食べて、ササッと帰る。そんな感じです。

ちなみに、私たちは「すったて」を頼みましたが、定食セットのうどんをすったてに変える方が、通な食べ方な気がしました。「すったて」のあっさり感と冷や汁感は、メインというよりも名脇役なのかなと。唐揚げやミックスフライなどの強烈個性を一緒に持ってきた方が「あーーー昼飯だぁ!!」っていう気になります。

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