まだこんな(ひどい)会社があったのか(エールフランス) #2

エールフランス航空の遅延から始まった事件ですが、パリで翌日13:30発のJAL成田行きを予約してもらったとこまでが前回(『まだこんな(ひどい)会社があったのか(エールフランス)』)のブログでお話しした内容です。しかし、話はこれで終わりませんでした。

翌日11時ごろにパリのシャルル・ドコール空港に到着し、チェックインや手荷物検査を済まし2時間ほど待った後、念願の搭乗に。E54番ゲートの機械にエールフランススタッフが私のチケットをかざした瞬間、機械についているランプが赤色に。するとスタッフは表情を変えず「あ、君のチケットはダブルブッキングされているから、このフライトは乗れないよ」と。昨日から続く不満の蓄積で、容易にぶち切れした僕は「ありえない。お前のミスを僕になすりつけるな」と怒鳴りつけると、即座にそのスタッフはエールフランスの日本人職員を電話で呼びます。日本語で交渉できるかとホッとした僕が馬鹿でした。今思うとこの日本人女性職員が、史上最強に使えない人でした。

やって来るなり「どうしましたか?」と。

僕:「(なんで僕が説明しなきゃいけないの?でも時間が無いので)私の席が埋まってしまっているようです」

AF日本人職員:「でも、チケットには席が書かれてますよね。そこに座れば良いんじゃないですか?」

僕:「座れないから問題なんですよ。あなたたちがダブルブッキングしたんです」

AF日本人職員はその後、30秒ほどゲート機械のまわりをウロウロし、フランス人職員に一言二言伝えます。フランス人職員に名前を呼ばれ、再度機械にチケットを通すと予定通りランプは赤に。すると、そのAFフランス人職員は「おー、あなたの席、ダブルブッキングです」 と僕に驚いた顔で伝えるのです。むしろこっちが驚きです。

AF日本人職員に「そんなこと分かってる。だから、あなたが来たんでしょ!」と伝えると、なんとその職員は「これはJALがダブルブッキングしました。なので私は何も言えません」と逆切れし始めます。機体も機材もエールフランスで、チケット発券を行ったのもエールフランス職員なため、そんなはずは無いと僕が伝えると、職員は壊れたレコーダーの様に「これは私どものせいではありません」を繰り返すのみ。らちが明かないためJAL職員を呼んでもらいます。すると、私の仕事は終わったとばかりAFの日本人職員が帰ろうとするじゃないですか。

僕:「ちょっと待って。何帰ろうとしてんですか?」

AF日本人職員:「これはJALのせいですから」

僕:「そんなことは僕には関係ありません」
AF日本人職員:「これはJALのせいですから」

僕:「名前を教えてください」

AF日本人職員:「私はAFの職員です」

僕:「馬鹿にしているんですか?名前をお伺いしてるのです」

AF日本人職員:「フランス国内法で名前はお伝えできません」

結局、この日本人はただお客を怒らせるためにやってきただけでした。もう一人、僕と同じ目に合った人もこの対応で完全爆発することに。

エールフランスのWEBには
またシャルルドゴール空港第二ターミナルにも日本人スタッフが常勤し、
皆様の旅をサポートいたします。
と書かれていますが、親切にも怒りのサポートをしてくれました。乗客手荷物の窃盗を行うなど、 エールフランスはダントツの悪品質を保証してくれる会社の様です。

しかし、この話はまだ続くのです。。。続き(JAL)の話はまた別途。 


ビジネス・業界 ブログランキングへ

コメント

このブログの人気の投稿

欧州MBAへの潮流は一時的?

MBA授業:1年目って本当に辛いの?