エジプト トリビア編

忘れないうちにエジプトで見つけた面白い発見をお伝えします。

1.自動車のサイドミラーは不要?
タクシーの右ミラー
かなりの確率で自動車のサイドミラーが畳まれています。右サイドミラーが畳まれている確率はかなり高く、3割と言ったところでしょうか。両サイドとなると1割程度です。サイドミラーが不要なほど安全運転かと言うと、ナスカ―くらい荒いです。

「信号を見ているのか?」という問いに対し、「混んでいるときは信号は関係ない。渋滞している上に、信号まで気にしていたら気が滅入る」との回答。確かに、信号は意味をなしていません。このため、車道を渡りたいなら車の波を縫っていくのみです。その車幅と交通量が靖国通りほどであってもです。人が駆け足で車の合間を駆け抜けていく姿は、昔のゲームウォッチさながらです。

知っている人いるかなぁ
ちなみにライトも街中では使いません。ライトはパッシングするための道具であり、常に灯火するものではないとのこと。このため夜間に道路を渡るのには、かなり勇気がいります。

2.マッチョ願望強し?
スーパーの一角に、こんな商品を。
ヘルシーなのかどうか。。。
大量に並んでいる姿はかなりキツイものが
しかし街中でマッチョは一人もいません。 誰が食っているのか。それとも食っても効果が無いのか。

3.子供の時から匂いを気にする?
デオドラント・スプレー FOR キッズという商品が。しかもパッケージはコナン君やハム太郎など。お母さんが買ってあげるのでしょうか?日本なら生意気としか言いようがありません。
こんなコナン君を見たら、ラン姉ちゃんが何ていうか
100歩譲って中身が高校生のコナン君はまだしも、ハム太郎はまずいでしょ。香水スプレーなど動物的には生死に関わる問題ですから。

4.商品はニーズによって変わる
電子レンジやオーブンなど世界共通の機器と思っているあなた、それは間違いです。エジプトでは鶏肉の串焼きが出来なければオーブンとは言えません。そのため、見た目は同じようなオーブンなのですが、こんな機能が↓


全てに共通することですが、どの国にも特有のニーズがあって、それを理解することは外からでは難しいということです。エジプトで小糸製作所が「ライトが売れねぇなぁ、なんでだろ」って思うことも道理ですし、子供向けデオドラント市場やマッチョスイートポテト市場を開拓した企業はきっと日本の会社ではないでしょう。良いモノはどこでも通用する、というのは言い過ぎなのでしょう。そう言えばバルサにもいましたね。イタリアでは活躍したけどスペインには適応できなかった選手が。

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