インターネットの無い生活

バルセロナに帰って来ました!!いやー、やっぱり家は落ち着きます。タオルはゴワゴワしていないし、洗濯機があるから同じ服を着なくても済むし、お湯はたくさん出るし。そして、インターネットに繋がる!!

バルセロナに到着するまで1週間ほどインターネットにつながらない生活をしていました。安宿だったためインターネット接続環境が無かったのと、インターネットカフェまで行くほど死活問題でも無かったので。

やっぱネットは便利ですね。痛感しました。別に無きゃ無いで困ることは無いのですが、ちょっとした疑問や情報を調べるのにネットがあると大変便利です。そんなことを実感したのも、文明の母ことナイル川のたまものです。

ナイル川を下った際に巨大な水門に出会ったのですが、そこでふと「なんで水門って必要なんだろう?」という疑問が湧いたわけです。 川の水位差を調整するために必要なんだという説明を船乗りから聞きましたが、「なんで水門が必要なの?なんで水位差が生じるの?むしろ水門が水位差を作ってんじゃないの?」と。

ネットがあるとササッと調べられるのですが、ネットはありませんし、人に聞こうにも言葉が分かりません。そこで、ひとりウンウン考えました。地球の自転説、地震等による断層説、船が通るには河床が浅すぎる説、はたまた公共事業目的説まで出てきました。しかし、(当たり前ですが)2日経っても全く結論に至りません。

スペインに帰ってきてググったら、ポッと大量の情報が出てきます。2日の思考が1時間で。。。

じゃぁインターネットは問題フリーかと言うと、そうでも無い事に気付きました。このポッと出てきた情報を正しいと信じて疑わずに、「なるほど!これで疑問解決ですな」として片付けてしまうことが多いことです。 もしかしたら僕の説の方が正しいのかもしれないのに、インターネットの膨大な情報に納得して2日もウンウン考えた自説を簡単に捨て去ってしまうリスクです。

そんなこんな思いながら、帰宅と同時にネットでサッカー情報をあさり、バルサの快勝の記事を信じて疑わず、クリスティアーノ・ロナウドのハットトリックを信じようとしない僕。やっぱ、難しい事ぬきにネットの無い生活は不便です。


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