MBA受験:GMAT受験者数の減少
かなり久々の更新になってしまいました。コツコツ習慣づけることを目的に始めたのに、最近は忙しさにかまけて、ダレてしまっていました。
そんなダレの理由の1つが、新規ビジネスの企画書(ビジネス・プラン)作成なのですが、その作成過程の中で面白い発見をしました。
突然ですが問題です。
以下の国をGMAT受験者数の多い順に並べてください。
日本(人口約1億2千万)
韓国(人口約4千8百万)
台湾(人口約2千3百万)
答えは、韓国、台湾、日本の順になります。一番人口の多い日本が最下位で年間約3,000人、台湾が約5,000人、韓国が約6,000人となります。更に日本の場合は、受験者数は年々減少しております。
日本のメディアでは「若者の外国離れ」が取りざたされていますが、僕はそうは思いません。サッカーの長友選手、岡崎選手、内田選手、ゴルフの石川(亮)くん、卓球の愛ちゃん、等々、数を上げればきりが無いほどの日本人の若者が海外で活躍しています。
しかし、こうして数字を目の当たりにすると、一抹の不安が。。。GMAT受験者数の減少から推測するに、MBA及び海外大学院を志望する日本人は減っていると言えます。MBA出願数の減少だけを取って「日本人の海外離れ」とまでは言いませんが、海外で学ぶという点において、日本人は他のアジア諸国と比べ関心が低くなっている様です。若年人口の減少を理由に上げる人もいるかもしれませんが、同様の問題を抱える韓国、台湾では受験者数は横ばいです。
この傾向は出願者側からだけでなく、受け入れ側からも見て取れます。特に米国系のMBAでは、中国シフトが顕著に見られます。20年前では日本人が10名を超えていたYale SOMも、今や日本人は1人か2人程度。
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