テニス始めました

あの爽やかさに多少の憧れを抱きながら、その爽やかさを妬むがゆえに手を出してこなかったテニス。柔道が合気道を見るような、ラグビーがサッカーを見るような、花札がトランプを見るような、そんな視線でテニスを見て来た30年(柔道家、ラガーマン、博徒の方々すみません)。初めて体験テニスレッスンとやらに行ってみました。

「プリンスの白いウィンブレにリストバンドを身にまとい、ひょうたん型の変なカバンを肩にかけた主婦の集まり」

それが僕のテニスレッスンの土曜日イメージでした。

朝8時すぎスクールに行ってみると意外にも男性多し。女性:男性比率は3:7くらい。ちょっとホッとしつつも、期待を裏切られたガッカリ感を感じている自分に驚きつつ、初心者クラスのレッスンがスタート。

てっきり握り方やら構え方を教えてもらえると思ったら、「じゃ、まずはストロークからやりますか」とコーチ。どうやら体験組は僕と嫁だけらしく、残りの5名は生徒。

ストロークの後も「バックハンド、ボレー、ラリー」と業界用語が目白押し。テレビを見ているから多少は聞いたことがあるけれど、自分の知識が本当にソレなのか自信なし。何とか前の人の動きを見ながら真似。どこにもプリンスな主婦や、コーチを狙う主婦などいません。皆、ただただ打つ!

サッカーで言うなら、パス練から始まり、ドリブル、トラップ、シュートの一連を打ちまくる感じです。

こりゃ面白い。適度に体も動かせるし、適度にボールも当たってくれるし、適度に空振りできるし。1年後の今日には、日サロで焼いた黒い肌をプリンスの白いウィンブレで際立たせ、アメリカの歯磨き粉で真っ白にした歯を見せながら笑う僕、を投稿したいと思います。

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