考察:すきな芸能人は?という質問への回答(上)

僕はあまりテレビを見ません。映画は半年に1回程度。テレビや映画を見ても出演者を覚える事ができません。このため好きな女性芸能人は特にいません。しかし、世間においては「男性は必ず好きな女性芸能人が1人はいる」という仮説が定理がごとく空気を満たしています。このため、職場や飲み会、電車移動中の会話などで「好きな女性芸能人は?」という質問ほど困らせるものはありません。

そこで、今日この場をつかって、生涯の羅針盤となり得る回答方針について考察してみたいと思います。今回は、最も困るパターンである『初対面の女性(26歳~36歳)から1対1の場で質問された場合』に限定したいと思います。

その壱 回答するか否か
まずは、何らかの回答を返すか、「いや、いないんですよ」とゼロ回答するかどうかです。この点については、何らかの回答を返す方がベターだと考えています。

「いない」という回答
⇒①テレビを見ない(≒真面目)、②女性に興味がない、③心開いていない
と相手がとらえる空気を経験から感じます。①はまだしも、②、③はポジティブなイメージを生みません。従って、「いない」という回答は比較的マイナスな一手と言えそうです。

その弐 具体的回答か抽象的回答か
「好きな芸能人はトモチンです」と具体的名称を答えるか、「笑顔が素敵な人がいいっすね」という抽象的な回答を返すかという問題です。ここはかなり悩みますが、「好きな女性芸能人は?」という質問に対し、抽象論で返すことは「はぐらかし」と捉えられる可能性があります。時と場合によっては政治家の答弁をイメージさせるかもしれません。また、「で、具体的には?」という追加質問を受ける可能性が極めて高い回答です。結局、具体的な名前を答えなければならないならば、ダーティな政治家イメージを無駄に付け加える意味はありません。従って、ここは具体的回答を返すが正解かと考えます。


その参 アイドル?女優?歌手?アナウンサー?声優?
具体的名称をあげるとなると、どのジャンルから選ぶかが問題となります。もちろんジャンルを超えてイメージを作り上げる芸能人もいますが、やはりジャンルがもつイメージというものは測り知れません。例えば声優。声優というジャンルからチョイスした時点で、アキバ系のイメージがぬぐい去れません。アイドルも同様で、どうしてもロリコンのイメージが漂います。そうすると、女優、歌手、アナウンサーが選択肢として残ります。この3者を比較すると、僕は女優が一番平均イメージが良いジャンルかと思います。女優は演技が生み出すイメージが一番の資産であるため、ブランドへの関心が最も高いグループと思われます。歌手はどうしても歌唱力や歌のジャンルが歌手そのものに影響を及ぼしてしまいますし、中には歌手は芸能人では無いと言う方もいると思います。アナウンサーは大変魅力的なジャンルではありますが、いかんせん時流が早いうえ、チャンネルが持つイメージを計算しなければなりません。ここは上級者のジャンルであって、初心者が手を出すと火傷をする可能性が高いと思われます。

 その四 どの女優を答えるか
ここは今回の最重要パートとなるため、次の投稿でデータを交え集中的に考察したいと思います。

 

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