盛岡のソウルフード『じゃじゃ麺』

夏休みを使って岩手県に来ました。一昨年までは宮沢賢治や冷麺といった、少し牧歌的なイメージだった岩手ですが、震災以降、被災地という画一的なレッテルが張られている感も否めません。

まぁ難しい話しはさておき、盛岡と言えば、わんこ蕎麦、冷麺、じゃじゃ麺の3大麺で有名です。といいつつも、僕は「じゃじゃ麺」を知りませんでした。むしろ、旅直前に盛岡出身の方を前に「っていうか、ジャージャー麺でしょ?味のイメージが湧くので、今回はわんこと冷麺にしときます」と言い張り、恥をかきました。

というのも、ジャージャー麺とじゃじゃ麺は完全別物なのです。もしや、これ、常識?

にんにく味噌ときしめんチックな麺を混ぜて混ぜて、お好みに合わせて酢やラー油などを合わせる食べ物。さらに、食後のお皿に生卵を割り、熱湯をかけて、にんにく味噌をプラスしてゴクゴク。うーん、言葉では伝わらないこの違和感。。。これだけ情報社会が進みながらも、ここまで中央進出していない名物料理があろうとは、マジでビックリです。

香醤の中盛じゃじゃ麺

お店は盛岡出身者の方々に薦められた香醤(こうじゃん)(他には白龍(ぱいろん)を薦められました)。 メニューはじゃじゃ麺(大、中、小)とゆで卵とビールの3種のみとかなり専門的。お客さんも地元の方ばかりのようで、引き戸を開けるなり、ひとこと「中」と言ったきり、あとはカウンターへ座っていきます。

味は完璧家庭の味。美味しいとは言いませんが、中毒性の味とは言えます。2回、3回と食べると、もはや食べずには居られなくなる味。そんな感じです。

じゃじゃ麺の食べ方。この「チータン」っつのはホントにソウルフル!

レンタカーの車内でラジオを聞いていると、盛岡出身で『るろうに剣心』の監督、大友啓史さんが「じゃじゃ麺は盛岡のソウルフード」とおっしゃってました。

言い得て妙とはこのことです。

香醤(こうじゃん)
http://konamu.com/koujan/
少しだけ場所がわかりにくいかも。。。

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