(書13−1)『中村俊輔 THE ZEN OF NAKA』

一日一冊ペースで本を読むのですが、果たして人生で何冊くらい読んでいるのか分からないので、投稿タイトルに読んだ本の累積数を記すことにしてみました。

“13−1”というのは、2013年の1冊目ということです。

そして、その栄えある1冊目が、僕の大好きな中村俊輔さんの本。



こうした人物評の書籍は、通常本人の発言が散りばめられているのですが、こちらは一切なし。本人が語る中村像ではなく、徹底的に他人が語る中村像を描いています。

同時に、その他人というのがチームメイトやファンや通訳や新聞記者であり、監督はほとんど含まれません。従って、サッカーの戦術の中で中村選手が語られることは少なく、スコットランド人の生活の中での中村選手の存在価値が多く語られています。

「サッカーがうまくなる」という目的を中心におき、そのために生活習慣や練習習慣を墨守する中村選手が描かれています。種目問わず、また、スポーツの内外問わず、「習慣を大事にする力」の重要性を再確認しました。

最後に、この本の筆者はマーティン・グレイグ氏というスコットランド人。さすが世界の俊輔と思います。

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