日本とスペインの違い:野球の優勝セール
先日まで埼玉県のイトーヨーカドーでジャイアンツ優勝セールをやっていました。僕はジャイアンツファンではありませんが、いつも通り買い物をしました。周りを見渡しても、いつも通り、いつものお客様がセールを楽しんでいます。 そのときふと思いました。 「こんなセール、スペインでやったらどうなるんだろ?」 もし、バルセロナが優勝して、バルサをスポンサーする企業がセールをやったらどうなるでしょう。きっと、マドリードでは売り上げが激減するでしょう。もしかしたら、スーパーを破壊するやつまで出るかもしれません。 もちろんスポンサーは、その応援チームを商品として使いますが、ヨーロッパでは暗黙の一線があるように思えます。三振をとってもガッツポーズを控えるメジャーリーグのように、優勝しても敵のホームタウンで優勝記念セールなどは行いません。 正直に日本の方が平和でいいと思いますが、この差は何から来ているのかわかりません。スポーツ文化の根付き具合という回答もあるかと思いますが、日本の野球熱はヨーロッパのサッカーと比較しても、勝るとも劣るとは思っていません。多民族性という点が一つの要因なのかなと思う今日この頃です。