『結果を出せる人になる!『すぐやる脳』のつくり方』 茂木健一郎 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 9月 27, 2015 タイトルにやられたパターンです。失敗しました。酷い本です。著者のTwitterをフォローしてますが、どんどん芸能人っぽくなってます。この本も非常に忙しい時間を割いて執筆したのだと思います。だからこそ中身が薄いのでしょう。気になる方は立ち読み、もしくは古本で良いです。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
MBA授業:1年目って本当に辛いの? 7月 29, 2010 入学前に、何人かのMBAホルダーから「1年目の1学期を乗り切れば何とかなるよ」と言われたのを覚えてます。仕事もそれなりに忙しかったため、正直「大げさだなぁ」と思ってましたが、やっぱり1年目は大変でした。最大の理由は英語です。 以下に典型的な1年目の生活をご紹介します。 1~2学期の典型的な1週間 バルセロナでは「すべてはディアゴナルの南で起こる」という有名な言葉があります。ディアゴナルとはバルセロナの真ん中を横切る大通りで、その南にビーチやカタルーニャ広場、モンジュイックの丘、カンプ・ノウが位置し、北には私の通うIESE Business Schoolやサグラダファミリア、グエル公園が控えます。クラブやオシャレなバーは南に位置し、おのずと若者が集まるのもディアゴナルの南になり、北は比較的閑静な住宅街といった趣きです。 南北といってもバルセロナの街自体は大きくないため、北から南までバスや地下鉄で20~30分もあれば縦断できます。にも関わらず1学期、2学期はほとんど南に踏み出すことができませんでした。サッカーだけは譲れないため、月に1~2回ほどカンプ・ノウにFC バルセロナの試合を見に行く程度だったと思います。忙しい時には、試合にもケースは持参し、終了2分前にスタジアムを後にしてタクシーに飛び乗るという生活です。毎週木曜日に学生が催すバーでの飲み会があるのですが、行きたくてもなかなか行けないのが実情でした。こうした生活は日本人だけかというと、意外と他の学生も似たような生活を送っていたみたいです。 なんでそんなに勉強しなきゃいけないのかというと、非ネイティブの学生は予習に1ケース2~3時間程度かかってしまうことが理由です。1日3ケースのため単純計算で1日6~9時間の予習が必要となります。そこにチームプロジェクトや読まねばならない参考資料が加わると、1日では収まりません。そこで土日を使っての「予習溜め」をするのです。要領よく効率的に勉強すれば時間数は減りますが、やはり勉強しに来ているわけで、単純に作業効率化を目指す意義もありません。ただ、時間があれば、あるだけ勉強してしまうきらいもあるので、優先順位の明確化が重要です。私は1回物事を始めるとそのまま流れにのってしまって優先順位を忘れる傾向があります。従って、常に学期開始前に優先順位を明確化し、... 続きを読む
海外MBA 受験:11.出願 7月 26, 2010 MBA受験関連目次は こちら 出願プロセスについて、概要から一般的なスケジュールをご説明します。 概要 多くの大学において、出願受理については締め切りを設けております。それも1回の締め切りではなく、3回から4回程度が一般的のようです。受験者は、自分の準備状況(Essay、GMAT、TOEFL、推薦状)を見ながら、どの締め切りまでに出願するかを決めます。 例えば、ハーバードであれば2011年9月入学者に対し、以下の締め切りを設けております。 Application Periods: Application submitted online by 12 noon Boston time: Notification of the MBA Admissions Board's decision: Round 1 Friday, October 1, 2010 Tuesday, December 14, 2010 Round 2 Tuesday, January 11, 2011 Tuesday, March 29, 2011 Round 3 Thursday, March 31, 2011 Thursday, May 5, 2011 各大学、似たようなスケジュールを組んでいるため、受験者は全ての志望校の締め切りをにらみながらスケジュールを組む必要があります。 審査の方法ですが、大きく分けて2種あるようです。1つはラウンドごとの審査で、もうひとつはローリング審査になります。ラウンドごとの審査とは、各ラウンドの締め切り後に全てのアプリケーションが開封され、審査される方法です。一方、ローリング審査とは早く提出した人から見ていくという審査方法です。ローリング審査では、締め切りはあるのですが、早いもの順で合格者が輩出されていくため、準備が出来ているようであれば早期に出願した方が良いと言われております。 良くある質問として、「第1ラウンドで出願する方が有利か」というものがあります。アドミッションは「差は無い」と言いますが事実のほどは解りま... 続きを読む
出資の基礎知識:その6|基本合意 10月 06, 2023 今回は基本合意について解説します。 基本合意とは、売手と買手の両社が、該当する株式取引に真剣に取り組む意志を持っていることを示す合意 です。 この段階で、Letter of Intent(レター・オブ・インテント、意向表明書)やMemorandum of Understanding(メモランダム、覚書)を交わすことが一般的です。しかし、これらは意志表明の書類であり、必ずしも必要ではありません。信頼関係のある経営者同士ならば、改めて確認せずとも進めることもあります。また、買手が大手企業の場合、書類作成に時間がかかるため、このステップを省略することも考えられます。 なぜ基本合意が必要なのか 取引には、買手・売手ともに大きなリソースが必要です。 とくに売手は、企業の詳細情報を開示するリスクが伴います 。そのため、詳細な交渉を開始する前に、買手が「真剣に取引を進める意向がある」と確認する必要があります。 「ただの意思表明なら、とりあえず言っておけばいいじゃん?」と思う方もいるかもしれません。しかし、 公式な書類を企業として提出することは「とりあえず」を抑える力 となります。正式な書類に社長や幹部の名前が記載されるため、真剣度を示す重要な手段となります。 なにを基本合意するか 買収価格 取引の条件 支払い方法 独占交渉権 今後のスケジュール 秘密保持 法的拘束力 が、よくある内容です。 買取価格 この段階で価格が確定していることは、めったにありません 。一方で、価格が大きくズレている場合、今後努力を重ねても破談になる可能性が高いです。 このため、将来の無駄を省くためにも、基本合意の段階で「おおよその価格」について合意する必要があります。◯◯億〜◯◯億という幅を持った価格を提示し、「ただし今後の交渉やデューデリジェンスの結果で変わりうる」という表現を差し込むことが多いです。 実際のところ、その後の交渉で価格は変更されます。ただし、おおよその価格とはいえ、アンカリング効果を持ちます。このため、価格の基本合意は最初の難所になります 。 ここでの注意点は、買取価格の定義をしっかりしておくこと です。非上場企業の買収の場合、株式価値なのか企業価値なのかは後で議論にならないようにしておきましょう。 買取の条件 事業提携がともなう資本提携の場合、事業提携が煮詰まることが条件に加わ... 続きを読む
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