会社をやめるために
数カ月前に転職しました。10年以上務めた大企業から吹けば飛ぶようなスタートアップへの転職です。
周りからは「ずいぶん思い切ったね」と言われるのですが、本人は全く思っていません。数年前から転職を目標としていたからです。いろいろと転職に悩まれる人も多いと思いますが、私は転職するなら転職を目標にすべきだと思います。
本来は転職は手段であって目的ではないです。その通り。より高額な報酬や自己実現など、いろいろと各自目標があって、そのための転職です。と皆いいます。
でも、高額な報酬だって自己実現だって今の職場で実現出来るんです。世の中、不可能は無いんです。
じゃぁ、寿司職人の人が「フェースブックみたいな新しいサービスを世に生み出したい」っていう場合も寿司屋で実現しろと言うのか!?と質問する意地悪な方もいるでしょう。
でも、寿司屋で実現したっていいじゃないですか。もちろん転職もいいですが、どこの会社が寿司職人を雇いますか??
私は転職に関わる課題は2つだと思っています。
① 転職を逃げだと思い込むことで転職しない
「俺のやりたいことって今の職場だって実現できるよな」と思い込み、転職に踏み切れないパターン
② 転職したくても希望先にたどり着けない
これは寿司職人の例でいう、雇い先がないパターン
シンプルには、①は辞める意思(Will)で、②は辞める力(Can)かと。
問題は「自分が本当にしたいことを発見する」を当面のゴールにしていると、永久に①と②の課題はクリアできないことです。
見つかったような気がしても、まだまだ良い物があるかも、と永久に青い鳥を追い続けます。たとえ見つかったとしても、今の組織でできるかも、と腹をくくれません。そして、腹をくくれないため、そのために必要なスキルが身につきません。
一方、「3年以内に転職する。それまでに転職しなければ、この会社に骨を埋める」と目標設定すると、真剣に自分探しをし始めます。そして転職するために必要なスキルを身につける努力を始めます。これが、転職を目標とするべき理由です。
転職を考えるなら、
(1)期限を区切る(1年以内は非現実的です。最低3年です)
(2)有料の転職サイトに申し込む
ベンチャー系の某大手転職企業(ビ◯◯◯◯)は、ヘッドハンターが多くコンタクトしてくれるのですが、職場内で幹部から高畑級のセクハラを受けた人が複数いるので、おすすめしません。
ベンチャー系の某大手転職企業(ビ◯◯◯◯)は、ヘッドハンターが多くコンタクトしてくれるのですが、職場内で幹部から高畑級のセクハラを受けた人が複数いるので、おすすめしません。
(3)目標への進捗を日々振り返る(日記につける)
を強くおすすめします。
そこまでやって、「これ!!」っていうのが見つからなければ、会社に残ればいいんです。そうして残った会社で腹をくくればいいんです。
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