海外MBA受験:4.TOEFL iBT対策 Part 1

TOEFL iBTの詳細はhttp://www.cieej.or.jp/toefl/index.htmlをご覧頂くこととし、本稿では私が受験時に疑問であったり、不足していた情報を共有いたします。

1.試験概要
TOEFLはその形態をPBT (Paper Based Test)→CBT (Computer Based Test)→iBT (Internet Based Test)の変化を遂げ、現在はiBTのみが受験可能です。


受験の申し込みはWEBか電話で行い、日本各地で主に週末に行われてます。開催日は9:30集合が基本となります。受験料は1回170ドル(試験7日前までの申し込みの場合。4日前~6日前の場合は195ドル)となります。

試験会場には、パソコンとヘッドセットが数多く置いてあり、指定された席でパソコンに向かって試験を受けます。Reading(長文読解)→Listening→休憩(10分)→Speaking→Writing(英作文)の流れで出題され、計4時間程度のテストになります。各セクション30点満点で計120点満点となります。

着席前に渡される鉛筆とメモ紙、およびパスポート以外は原則会場に持ち込めません。

2.難易度
多くのMBA校は100点をひとつの基準にしていると聞きます。しかし、ハーバード大学では109点以上を要望するなど、大学に応じて基準は異なるようです。

これから試験を受けられる方にとって、TOEFLがどれほどの難易度であり、100点がどれくらいのものか悩むところと思います。TOEFLテストを作成しているETSによると、2008年1月~12月のテスト結果に関する統計は以下の通りです。(詳細はこちら(英文))

・大学院志望者平均
R: 21.6, L:21.3, S:19.8, W:21.5, 合計:84

・日本語を母国語とする受験者平均
R:16, L:15, S:15, W:18, 合計: 64

・シンガポール人平均
R:25, L:26, S:24, W:26, 合計:100

この通り、100点という基準は英語圏で生活したことのない方にとっては、さほど容易ではない水準となります。

TOEICとの比較では、私一人の統計値となりますが、以下を参考にしてください。
学習開始時:TOEIC 935点 → TOEFL 88点
最終スコア:TOEIC 990点 → TOEFL 108点

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