海外MBA 受験:14.ウェイトリスト

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ウェイトリストとは、いわゆる補欠になります。合格/不合格通知書の中に、あなたがウェイトリストに載っている旨の記載がされています。通常、合格待ちを希望する(ウェイトリストの受け入れ)か、それとも出願を取りやめるかの選択を通知受領後数日中に大学に連絡する必要があります。

ウェイトリストには、面接を終えたうえでのウェイトリストと、面接を行う以前でのウェイトリストの2種があります。前者の場合、大学によっては追加の情報を要請することもあれば、一切の追加情報を受け付けない(「ただ待っていろ」という事になります)大学もあります。各大学、多数の出願者を扱っているため「追加の情報」については「これまでの出願情報に無い」追加情報を強調してきます。従って、既に提出しているEssay内容と同じ内容のEssayを提出しても評価はしてくれません。逆にGMATの点数が600点から680点に上がったことや、出願後会社で昇進したこと、Essayには書いていない長所などは、アドミッションにとってあなたを合格者リストに押し上げる追加材料になります。アドミッションもビジネスマンであり、アドミッション会議において、あなたを合格者に繰り上げる理由を説明する必要があるためです。

後者の面接前でのウェイトリストの場合、通常面接の機会が与えられます。また、追加情報の提出も多くの場合は受け入れてくれるはずです。
ウェイトリストから合格者が生まれる時期ですが、多くの場合は第3ラウンドの合格者が出そろった後のようです。従って4月末から7月ごろが、最も多いのではないでしょうか。一方、ウェイトリストから不合格になる時期は、残念ながら不定期にやってきます。従って、追加情報があるのであれば、早めにアクションを起こした方が良いかと思います。

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