iPhone関連の本 (1)


色々とiPhone4をいじっている内に、「本当に僕は使いこなしているのだろうか」という疑問が湧き、わざわざアマゾンジャパンからiPhone関連の本を2冊ほど購入してみました。買ってみたのが、次の2つ。

『iPhoneとっておきのワザ108』
編集部の名前が「パソコンで困った時に開く本編集部」という名前からして、「こりゃ使いこなしている人が書いてるぞ」という匂いぷんぷんです。「技」がカタカナの「ワザ」という所も、玄人臭が漂います。期待に胸ふくらませ本を開き、新しい情報への出会いを待ちわびつつページをめくり、気付いたら最後のページに。

なんじゃぁ!何処にも「とっておき」が無いじゃないかぁぁぁぁ!!

「通話履歴ってどうやって見るの?」「ポッドキャストってなに?」「タイマーやアラームを使いたい」などなど、とても基本的な情報が満載。期待が大きかっただけに相当凹みました。

初めてiPhoneを買われた方で、あまり携帯電話の操作に詳しくない方にはオススメかもしれませんが、ちょっと名前が詐欺的なような。。。立ち読みの出来ないアマゾンで買う弊害を1つ知りました。


『iPhone4仕事便利帳 1台を使い倒す300の活用法』
上述の本で凹んだ自分は、期待値を下げてこの本に臨みました。本来僕が求めていた使いこなし方とは違う方向ではありますが、これは結構参考になりました。300の活用法と謳われていますが、「300の便利アプリの紹介」と言い換えた方が分かりやすいかと思います。EvernoteやUstreamなどのアプリが簡単な説明とともに紹介されています。このような、鮮度が重要なトピックは文庫ではなく雑誌で扱われるのが適当だと思うのですが、なかなか良い雑誌が見当たらない中でこの本はそこそこイケてます。

既にアプリをそこそこ楽しんでいる人には無用の本ですが、「iPhoneってそもそも何が良いんだろう」とiPhoneの購入を迷っているビジネスマンにはお勧めできます。iPhoneが世界をひっくり返すとは思ってませんが、全く無知で居るには大きすぎる存在のiPhone。こうした本で、基礎知識を蓄え「あぁiPhoneですか。こんなアプリやあんなアプリがありますが、僕はあまり使う機会がなさそうなので買いません」と答えたいものです。「いやー、僕ジョブスがキライなんすよね。だから何が出来るかなんて興味ないっす」では、あまりにアンテナが低すぎると思います。数万円の機器代を払うよりは安い投資ですから。


ただ、最新アプリを追いかけたい方であれば、米系の雑誌に当たられるのをお勧めします。コストパフォーマンスが高いですし、日本語雑誌には無い視点でアプリが選ばれているため、日本語雑誌と情報にダブりがありません。英語かよ!って思われる方もいるかと思いますが、どの雑誌にもアプリ画面の写真がついている上、お勧め度が数字や星で示されており、読めなくても何となく分かります。参考までに先日アメリカで買った雑誌をご紹介しようかと思ったのですが、いつの間にか捨ててました。。。はぁ、ついてない。

もしiPhone4関連でお勧めの本があればご紹介ください。かなり飢えてます。


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