スペイン語で太極拳を習う

先日、近所のジムに入会したので、いわゆるレッスンクラスの様なものに行ってみました。人生初のジムレッスンです。日本でもジムには通っていたのですが、なんとなくあの雰囲気に馴染めなくて足が遠のいていました。やたら日に焼けて、やたらタンクトップを見せつけるおばさん&おじさん達が、「あそこのステップがどうだこうだ」とか「あ、〇〇さん。今日は連チャン?」みたいな会話していると、僕は入っちゃいけない気がして。

今回は勇気を振り絞って初めてのジムレッスン。開始5分前にスタジオ前につくと、そこには65歳平均と思われる20人ほどの集団が。初回としてはリスクフリーだと思っていた太極拳が、むしろ自分を際立たせる結果に。若い&見た目中国人&太極拳とくれば、スペインのおじいちゃん、おばあちゃんが注目せざるを得ません。「おぉ本場のジャッキーが来た」的な視線です。「酔拳はマスターしたので、今度は太極拳でも」とでも気のきいたトークが出来れば良いのですが、そんなスペイン語力も無く、ただただストレッチをして気を紛らわせます。

中年の女性のインストラクターが3分ほど遅れて入場し、クラスは始まりました。最初の20分くらいは呼吸法です。みな目を閉じて、呼吸を整え、インストラクターの指示通り気を蓄えています。僕はと言うと、スペイン語が分からないため、薄目を開けて皆が何をしているかをチェック。気なんか散ってしまって、まったく蓄えられません。その後も、型のレッスンが始まるのですが、いまいち何を言っているのか分からず、ただただ40分程インストラクターのまねを。

今頃おじいちゃん&おばあちゃんは家で「今日、本場のジャッキーに会ったけど、アイツなら私倒せるよ」と孫に教えているでしょう。 無念です。

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