バルセロナ vs レアル・ソシエダ (2010.12.13)
今回も敵を寄せ付けず5-0での圧勝です。
この試合、連戦のダニ・アウベスやイニエスタはオフかと思ってましたが、ブスケッツとピケ以外は現時点での最強メンバーでグアルディオラ監督は試合に臨んできました。ピケの代わりはアビダル、ブスケッツの代わりはマスチェラーノです。
試合開始からボールを支配するバルサは、いつも以上にロングボールでのサイドチェンジを繰り返し、相手DFの的を絞らせません。中盤までは中央や左で組み立て、そこからシャビ、イニエスタが右サイドのペドロやダニ・アウベスにサイドチェンジ。そしてこの弾丸二人組が右サイドでチャレンジする、というシーンが多々見られました。それにしても、バルサの選手のトラップ能力はハンパないっす。どんなロングボールも、本当に“ピタッ”て止まります。いつもながら、感心のあまりに笑いが出てしまいます。
試合は前半9分のビジャのゴールで動き始めます。エリア内右サイドでメッシからのスルーに抜け出たペドロがラインぎりぎりから弾丸の折り返し。 走りこんだビジャは、ただ足を合わせるだけの仕事。ペドロがビジャにクラシコのお礼をした様な感じです。
前半33分は、同じくエリア右サイドをペドロとのワンツーで抜け出たイニエスタがゴール右隅にけりこみます。 ビデオで見ると、イニエスタは「そこしかない」っていう所を打ち抜いています。狙ってあそこに蹴れる技術、さすがです。
2-0で前半を折り返したバルサは、後半早々にもアウベスとメッシのコンビプレーでゴールを奪います。中盤から、メッシ→アウベス→メッシ→アウベス→メッシ→アウベス→メッシとつないでのゴール。傍から見てても二人がサッカーを楽しんでいる喜びが伝わってくるゴールでした。
このゴールの後は、バルサが完全にボールを支配し続けながらも、何となく停滞した試合が40分程続きます。バルサがボールは持っているのですが、迫力が無いと言ういうか、何と言うか。。。
「あー、これで終わりか」と思った僕は、後半40分にスタジアムを後にしました。 帰りのタクシーで運ちゃんに「おー5-0だったな。メッシは2点か?」と聞かれ、「ん?クラシコの話をしてんの?今日は3-0でしょ?」と返す僕。「いや、5-0だぞ」と運ちゃん。そこで追加ゴールの存在に気づきました。家に到着後すぐさまバルサTVを見ると、追加の2点はメッシ&ボーヤンでした。ボーヤン!君のゴールを待っていた!おめでとう!!!
来週はエスパニョールとのバルセロナダービー。エスパニョールスタジアムに乗り込むか検討中です。 いっつも荒れるんだよなぁ、あの試合。
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