バルセロナ vs アルメリア (2011.1.26 スペイン国王杯)

うーむ、渋い。結果は5-0なんですが、なんとも見てて面白くない試合でした。

前半9分のメッシのゴールに始まり、11分にビジャ、16分に再びメッシと試合開始15分強で試合が決まります。アルメリアも前線から激しいプレスで応戦するのですが、ディフェンスラインがどうも安定しません。まぁ最初の2点はディフェンスというより、ゴールキーパーのミスと言えそうですが。ディフェンダーのジェスチャーからも「おい、それくらい止めろよ!」的な雰囲気が伝わります。この時点で、アルメリア選手の頭には8-0の悪夢がよぎったでしょう。そして31分には、サイドからのフリーキックにペドロが頭で合わせ4点目。このヘディングは狙っていたならば見事としか言いようがないヘッドです。

試合を4-0で折り返したバルサですが、後半からダレ始めます。今思い出しても、あの45分間は何してたんだ?ってくらい印象がありません。最後の最後にメッシからの浮き玉スルーをケイタがスーパートラップで落とし、キーパーとの1対1を決めて5-0としますが、最後だけ盛り上がったって感じです。

こう書くと、バルサ強し!としか伝わりませんが、どうもディフェンスラインと中盤の安定感がいまいちな気がするのです。今年入ってから、ずっとそうです。特にピケとシャビの安定感がどうも。

ピケについては最近プレーが軽く映ります。今日も不用意なバックパスからピンチを迎えることが2回ありました。さらに、攻撃時には右サイドに開いてボールを受けるピケですが、球離れが遅くミスパスも目立ちます。グアルディオラに見出されて3年目、ちょっと緩みがでてるのでしょうか。正直、今ならプヨル&アビダルのセンターの方が安定感を感じます。

シャビはいつも一生懸命プレーしているのですが、最近ボールを取られることが増えている気がします。パスの精度も微妙に落ちているし。ただ、シャビの場合はフィジカルが理由の可能性が高いのであまり心配していません。さらに、ボールが取られるとか精度が落ちてるといっても、普通の選手と比べればダントツ巧いですし。しかし、ピケはまだまだ若いので、ちょっと心配です。高給料&高ステータス&彼女がシャキーラとくれば、緩む気もわかりますが。

それにしてもアビダルが最近目立っています。っていうか、半端無く巧いです。前までは気づきませんでしたが、本当にテクニックが凄いのです。彼の場合、ちょっと最近うますぎるので、逆に心配です。

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