バルセロナ去り際の今になって出会うとは。。。

MBAも終わりに近づいた今更になってバルセロナを学ぶ良書に出会いました。その名も『バルセロナ』。


 

東京大学工学部建築科を卒業後、スペインに給費留学をされた岡部明子さんという方が著者でして、岡部さんはバルセロナという街の発展を社会・政治的な視点や、芸術学的な視点など複眼的に描いています。王政と都市計画、内戦とミロ・ピカソ・ダリ、フランコ独裁とオリンピック開催・FCバルセロナ、一見それぞれが点として繋がらないように見えるバルセロナの構成要素が、本を読むにつれ線へと繋がっていきます。

土地勘があると無いとでは面白さが大きく変わるため、バルセロナ滞在経験のある方にお勧めです。2年近く滞在しておきながらバルセロナに無知であった自分に気づかされました。バルセロナにこれから住まれる方、既に住んでいる方、そして昔住んでいた方に心からお勧めする一冊です。


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