バルセロナ vs エスパニョール (2011.5.8)
特段書くことが見当たらない、といった試合でした。バルサが勝ったので嬉しいですが、正直つまらない試合です。
バルサは左サイドバックを除いてスタメンを揃えます。左サイドバックには、カンテラ上がりのフォンタスが入りました。若干21歳ながらダービーにスタメンです。
試合は予想通りバルサのボールキープで始まります。しかし、前半当初のエスパニョールはシャビとメッシへの激しいマンマークが奏功し、バルサのパス回しを苦しめます。しかし、バルサにはまだまだカードがあります。そうです、イニエスタです。それまで幾度かスルスルとドリブルで突破していたイニエスタですが、前半28分にエスパニョールDF陣の間をドリブルで突破し、一人でゴール!!メッシの様な派手さは無いですが、やはり超一流の選手です。全てがコントロールされている感があり、テクニックだけとればメッシを超えているでしょう。
このゴールでエスパニョールの集中力が切れたのか、試合は一気にたるんだ展開に。後半早々にコーナーキックからピケがヘディングで決めると、試合は更に緩慢なものになります。負けているにも関わらず、エスパニョールの選手はファールに痛がって倒れるし、交代も歩いて行います。ダービーの意地、といった言葉は一切見当たりません。
土曜日のセビージャvsレアルを見てても思ったのですが、バルサ・レアルと対戦するチームは1点取られた段階で既に諦めてしまう感があります。「まだ行ける!!」といった中山ゴンの様なガッツは何処へやら。「あー、無理だよぉ。このチームには勝てねぇよ」的な雰囲気がムンムンです。根源的な理由は何だか解りませんが、このままでは本当にリーガ・エスパニョーラは終わってしまいます。
試合は結局2-0でバルサの勝利。あまりに張り合いの無い試合だったからか、後半40分には帰る人が続々。ダービーなんだから、もう少し楽しませて欲しかった。。。。バルサの優勝は次節に決まりそうです。
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