歯医者ってどうやって選べばいいのだろう

先日左奥歯に激痛が走り、職場近くの歯医者に駆け込みました。全体レントゲン(どうもファントムと呼ぶらしい)と局部レントゲンの2種を撮影し、針のような器具で歯ぐきを血だらけにされた結果、

「疲れですね」

との診断。クリーニングをご丁寧にもして頂き、2,000円ほどのお支払い。

その3日後、フットサルに興じていると再び奥歯に激震が。心拍と同期したゴワンゴワンという痛みが左ほほ全般に広がります。我慢に我慢を重ねましたが、帰途の電車で席に座ったとたん耐えがたい激痛に。口を閉じる事もままならず、途中駅で下車し近場の歯医者へ駆け込みました。

こちらでもファントム+局部レントゲンを撮って、その結果が

「奥歯を支える骨がかけて、ほほの裏の空洞部に歯が突き出ています。その結果、鼻腔の炎症が、あたかも歯の痛みのごとく感じられるのです。鼻風邪などをひいてませんか?」

との診断。特段鼻風邪をひいた覚えなど無いのですが、ロキソニンと抗生物質をもらい帰宅。

翌日早朝、再び激痛が。よだれが大量にたれ始め、即時家の最寄歯医者へ。

これまでの診断経緯を伝えた結果、局部レントゲンのみを提案されましたが、今度は自分からファントムも構わない旨を伝え、結果ファントム+局部3枚。結果、

「恐らく、奥歯の神経が炎症を起こしている模様です。レントゲンからは明確に読み取れませんが、触診や痛みの感じからして一番可能性が高い原因と想定されます。痛みを取るためには神経を抜く必要がありますが、抜いても治らない可能性もあります。どうしますか」

とのこと。激痛が無くなる可能性が少しでもあるのであれば、期待値など問題になりません。早速、麻酔+神経除去。

今は、痛みも無く快調です。さて、この3つの歯医者、どの医者が正しく、どの医者が間違えていたのでしょう。正直、こんな経験がなければ、かかりつけの歯医者の意見は正確無比と信じ続けていました。疲れと信じてリポDを飲んでいたでしょう。骨が折れていると信じ抗生物質を飲み続けたでしょう。

何か、患者を守るサービスは無いものでしょうか。

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