高齢者に優しすぎないか?

朝のNHKで、デイサービスの競争が激化し、サービスによる差別化がすすんでるとのニュースが。そして、そのサービスというのが、フットマッサージ等々。

介護の等級によりますが、デイサービスにも保険が効くようです。利用者は1割負担とのこと。残り9割は、保険金支払者による負担です。老人を大切にすべきだと言う気持ちはありますが、高齢者のフットマッサージの代金まで保険金支払者が支払らう事について、どうも釈然としません。

社会が高齢化すれば、高齢者の票を確保しようと政治家も高齢者優遇の政策を取り始めます。民間企業も高齢者の年金収入を得ようと高齢者向けサービスに力をシフトします。マスコミも世論も高齢者中心となるでしょう。若者にとって生活しにくい社会が自動的に生成されるシステムが、民主主義・資本主義には内包されているように思えます。

こうした制度的な問題には、ローマ帝国やアメリカ合衆国がそうであるように、移民の受け入れと移民への参政権付与が1つの解決策に思えます。このまま放っておけば、日本は将来を犠牲とした束の間の楽園と化す気がするのです。


ビジネス・業界 ブログランキングへ

コメント

このブログの人気の投稿

MBA授業:1年目って本当に辛いの?

まだこんな(ひどい)会社があったのか(エールフランス) #2

海外MBA 受験:11.出願