東京五輪でカネ・カネ・カネ

東京五輪が発表された後の初出勤日。ボスは早速、五輪需要を手に入れろ!との指示。パートナー会社からのメールには、どこもかしこも五輪需要の文字。

これまで思い描いていたオリンピックは、もっとスポーツの祭典であり、もっと純粋なものだったのですが、今日からはカネを稼ぐ美味しい機会に。

仕事をする以上仕方ないのですが、テレビも新聞も雑誌も「経済効果」では、ちょっと切ない気がします。その金銭的な現実をリアルに見せつけられる子供達が、オリンピックを純粋なものとして憧れられるのか不安に思うのです。

この美味しい機会に皆がむらがり、本来の復興に向けた取り組みが色あせることを恐れます。復興をエサにしてオリンピックを呼びこみ、復興をないがしろにすることは絶対にあってはならないことです。

インフラ発注先や食料調達先を被災地優先にする、ボランティアを被災地の中高生優先とする、試合開催地には被災地のガレキ受け入れを義務づける、など少々厳しいかもしれないが、コミットメントを示してもらいたいものです。

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