(書14−1)『アトピーは和食で治せ!』 永田良隆



小さいころから軽度のアトピーに悩まされてきました。ひざの裏やひじ、首や背中、時にはまぶた等にアトピーがでます。特に汗をかきやすい夏場がひどく、次が冬場の乾燥時期。

最近、いままでに無いくらい悪化したので、この本を手にしてみました。

主旨は、
1)極力油(特に植物油)をとらない
2)タンパク質の摂取量をひかえる
3)魚類および海藻類の摂取を増やす
4)ステロイドは使うときはしっかり使う
です。

そして、上記1〜3を実現する上で、和食が最も適しているというのが筆者の主張となります。アトピーが近現代において問題になった点からも、欧米食文化の浸透やお菓子などの飽食が原因と考えられ、以前の質素な和食文化がアトピーの一因であると説明します。

確かにこれまでの経験上、ラーメンを食べた翌日やポテトチップス、マヨネーズを多くとった週などは肌が悪化しやすい状況でした。

ということで、ここ3週間は魚中心の和食に切り替えました。ラーメンは一切食べず、毎日かならず魚を摂取します。植物油も可能な限り排除し、マヨネーズや乳製品も完全排除。

完全に綺麗になったわけではありませんが、肌の調子は徐々によくなっています。特に感じるのが胃腸内部の改善。植物油を大量にとった日は、なんとなく胃腸内部にアトピーが生じている感覚(あくまで感覚です)がありました。これは排泄物からそんな感じ(あくまで感じです)をうけてました。

この本を読んだうえで、自分なりのアトピー対処法をここに記します。
1)食事は和食に
2)お風呂のあとは必ず水シャワーで体を冷やす
3)体がかゆいときは、可能であれば水シャワーで体を冷やす
4)ねてる間にかいてしまう時には、靴下を手袋代わりにはめる
5)爪はこまめに切る
6)夏場の寝室は冷房で冷やす
7)酒を飲んだ日は冷水を飲んでから寝る
8)かゆいならステロイドはしっかり使う(かゆくない日は塗らない)

基本、汗をかかないようにしながら肌の炎症を冷やして止めることが中心になっています。

ちなみに、こちらの本も読みましたが内容はほぼ同じなので、価格の安い『アトピーは和食で治せ!』だけで十分です。



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