モウリーニョの懸念

毎日スペインの新聞(といってもサッカー欄)に目を通すようにして約2週間、相変わらず意味が分かりません。単語を調べても調べても、30秒後には忘れてます。年のせいなのか、熱意の欠如なのか、遺伝なのか、はたまたヘディングのしすぎで言語中枢に支障をきたしたかは分かりませんが、事実は事実で認めざるを得ません。

さて、最近モウリーニョ監督の発言に偏りがあるような気がしてきました。ベンゼマとイグアインへのコメントです。きっと記者が煽っているところもあるのでしょうが、毎回この2人について同監督は記者会見で触れます。その毎回の趣旨はこんなところです。

・C.ロナウドには大変満足。彼がエースだ。
・イグアインは良くやっている。彼がスタメンだ。
・ベンゼマはハードワークをこなし、日々成長している。スタメンの日は近い。

他のポジションでも熾烈なポジション争いが勃発しているにも関わらず、FWについて、いやベンゼマについては必ずコメントします。

同監督はシーズン前に、「FWの枚数が足りない。1人でも怪我したらピンチだ。だからもう1人欲しい」と言ってました。FW2枚に対し3人。しかも、ちょっと子供っぽいベンゼマがその3人目。監督はベンゼマが「スタメンで出れないなら出て行く!!」と言いだしてモチベーションを下げることを恐れに恐れているんだと思います。スタメン2枚のうち1人が欠場した場合、嫌でもベンゼマを使わざるを得ないですし、そんなベンゼマを使うこと自体がモウリーニョの方針に合わないからです。きっと冬の移籍市場まで、この「ベンゼマにゴマスリ戦術」にて堪えようとしているのだと思います。んで冬の移籍市場で大枚はたいてFWを1枚足すんでしょう。

ということでバルサファン&アンチレアルの僕としては、「ベンゼマよ。お前は他のビッククラブで活躍している同期を見て悔しくないのか。そのままイグアインの陰で成長期を棒に振るのか。時は金なり。すぐさま移籍話を始めるべきだ」と焚きつけることがベストだと思うのです。そして焚きつけるにはスペイン語が必要だと気付き、再び凹むのです。

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