おいバレイ、やるじゃない。

バレイといっても昔ヴァンフォーレ甲府からガンバに移籍した助っ人ではありません。あの踊るバレイです。

母親がバルセロナ観光に来ているため、先日リセウ劇場にバレイを見に行きました。そもそもバレイなど全く関心が無かったため、親孝行&リセウ劇場観光を目的に行ってきました。

何せ興味が一切ないため演目が何かも調べず、地下のカフェでコーヒを飲んだ後は、席に座り開演を待ちました。客席は5階層に分かれなかなかゴージャスですが、座った最上階(5階)の席から舞台を見るためには手すりに乗り出す必要があります。しかし、バレイへの興味の無さは、そんな無理な構造をも素直に受け入れてしまうほどでした。

20時ちょうどに開演したバレイは、思った以上に現代的な服装をした踊り手達が、シンプルな舞台道具の中で演じるものでした。フリフリレオタードの女性と白タイツの男性が中世舞台設定の中、恋愛を演じるのがバレイかと思っていたため、ちょっと意表を突かれました。

そんな意外性にやられたのか、気づいたら手すりにしがみついて舞台を凝視。最愛の男性が「愛してはいけない人」と主役の女性が気づいたシーンなど、不覚にもウルっときてしまいました。バレイでウルっとするなど、キモイ奴の代表だと信じていた僕にとっては相当の衝撃です。

結局、何の演目だったのかは分かりませんが、バレイってのも捨てたものじゃ無いことに気付かされました。言葉を使わず、ただ踊りと音楽だけで観客を魅了する、サッカーに通じるところがあります!!!え、無いって?

是非、ヨーロッパに来たら見て見てください。もしかしたら食わず嫌いに気づくかも知れません。あんまり畏まって見るよりも、ふらっと立ち寄って、安い席で見る方が素直に見れて良いかもしれません。ただ、ジャケットは忘れずに。


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