GSMA WORLD CONGRESS (1)

今日から始まりました移動通信業界の祭典、GSMA WORLD CONGRESS。なぜバルセロナで開催するのか不明ですが、毎年2月の14日付近で開催されます。

おそらくバルセロナで開催するビジネスコンベンションでは最大級のもので、会場となるスペイン広場を含め町中大混乱です。レストランも予約で埋まり、ホテルは3倍近くの値段に跳ね上がります。スリは横行し、サクラダファミリアは普段は見慣れぬスーツ客でごった返します。

学校の友人であるイスラエル人がブースを出展している繋がりから、SamsungのGalaxy S2を体験しにチラッとだけ寄ってみました。サムスンブースはかなり巨大ですが、その巨大なスペースにギャラクシーを見ようとひと山が出来上がっています。触った感想は、軽い!!そしてiPhone?っていうくらいそっくり!っていうところです。スペックの限界なのか分かりませんが、iPhoneよりは少々画面遷移に遅れがあるような気がしますが、総じて使い勝手の良い端末でした。軽い&安いってところがiPhoneとの差別化点と言えましょうか。

iPhoneとは違ってプラスチック感は強いです。そのため軽いのですが。
ホールド感を高める裏面
iPhone4よりは薄いけど、iPod Touchほどでは無いかな。

その後、斜め横にあった韓国の携帯電話会社に寄ってみましたが、面白いアプリが1つ。自身の健康状態を管理するアプリなのですが、普通のアプリとは異なり、病院のカルテ情報がアプリに読み込めます。まだ国立病院だけに限られているようですが、かかりつけの医者がもっている情報と同じものが手元に残るという代物です。まだ、法規制の制約からサービスが限られていますが、法改正が進めば、医者からのプッシュ情報提供なども可能となるとのこと。毎日血圧情報を端末に入力しておけば、かかりつけの医者がリアルタイムで情報を確認し、異常時にはプッシュメール等で通院を薦めるといったサービスが実現するとのこと。更には、同じ電子カルテを複数の病院で使うといったサービスも視野に入れているようです。既得権益の最高峰である医療分野を、どのように携帯電話会社がかき回すのか楽しみです。


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