小説が先か映画が先か・・・「天地明察」

最近頭を悩ませていることがあります。それは、小説を題材とした映画の場合、
「小説を読んでから映画を見るか、映画を見てから小説を読むか」
小説を映画化することが流行りの今、これは本当に大きな問題です。順番を間違えると、面白いはずの映画がクソ映画になってしまったり、小説なら面白いのに読む気すらしなくなってしまったり。

そして最近の具体的な悩みの種は、天地明察。先に小説を読んで映画を観ました。ここで大きな問題が。主人公である安井算哲のキャラクターが大きく違うのです。小説を読んだ僕からすると、映画の安井算哲はちょっとやりすぎ?ってか、江戸時代ってそんな自由?って思っちゃったわけで。。。

でも映画から入ってたら、きっとアクティブな安井算哲が僕の安井算哲で、ちょっとオタクっぽい安井算哲を読んだら”えーー?”ってなってたかも知れません。どっちの方がよかったのかなぁって。

ただ今のところ、僕は小説→映画派です。やっぱ映画の場合、細かい描写が時間の問題で削られちゃいますし、想像の世界で物語を広がらせる楽しみがないから。

ただ、1つだけ言えるのは、映画の天地明察は完全に手抜きかな。キャラはいいとして、時代考察、言葉遣い、カット割りに違和感が多すぎます。残念です。




コメント

このブログの人気の投稿

MBA授業:1年目って本当に辛いの?

まだこんな(ひどい)会社があったのか(エールフランス) #2

海外MBA 受験:11.出願