「オー!ファーザー」「バイバイ、ブラックバード」は伊坂ロックか。

ちょっと仕事が忙しく、気軽に読める本が欲しくて、伊坂さんの本を2冊読みました。





両方とも現実からかけ離れているため、少々しらける所はあります。フツーだったらそこ激怒でしょ?っていうシーンでも、登場人物はなんともないようなセリフを吐きますし、登場人物がブルースウィルスでも無理でしょ、っていうような勇気とアクションを見せつけます。

一方、アニメや映画としてとらえれば、とてもワクワク心躍る小説です。伊坂さんは、リアリティなんかより、もっとロックであったり、そんな無形なものを表したくて書いているのかもしれません。

ちょっと僕にはついていけないところもありますが、それはロックバンドについていけないまじめ人間みたいなもので、ロック好きにはたまらない世界なのかもしれません。

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