ワタミの会長は強い人だと痛感

参院選挙で見事当選されましたワタミ会長の渡邉美樹さんですが、本当に強い人ですね。孫さんとも、三木谷さんとも、原田さんとも違う強さを持っている方だと思います。

参院選が理由ではなく、最近仕事上で「もうダメだ」って思うことがあって、下の本を読んでみました。



成功者の著書なので例にもれず凄い事のオンパレードなので、ちょっと嫌味に感じちゃうところもありますが、素直に刺激を受けました。

タイトルには「4つの方程式」とありますが、方程式そのものよりも渡邉さんの勇気に打たれたのです。
「(前略)結局最後まで、私は胸のポケットに入れた辞表を出すことはありませんでした。朝起きたときに、自分の心の中に、百のうち一でも、千のうち一でも、逃げるという気持ちがあったら辞表は出さない、と自分に誓っていたからです。(中略)ファイティングポーズは一度解いたら終わりなのです。気を取り直してから闘うことなどできないし、ましてや、気を取り直して闘ったところで勝てるはずなどないのです。 」
「自分で決めたことはやり遂げないと次のことはなにも見えてきません。少々不満があるからといって、逃げたり、場所を変えたりしていては、なにも生まれないと思います。」
「会社が生き残ることよりも大切なのは、自分らしいということです。自分が自分であるということは、この空気より大事だと、私は思っています。」
一度逃げると逃げ癖がつくとは言いますが、渡邉さんは自分を貫く勇気を失ったら終わりと考えているようです。

一方、仕事につぶされないように適度な逃げも必要であることは良く言われます。

本著書で最後に渡邉さんは、こうも言ってます。
「好きなことを仕事にしなさい」
「苦手なことを克服しているほど人生長くない」
好きじゃない仕事だから、逃げないと潰れちゃうのかなと思う自分がここにいます。そして、まだまだ潰れるほど努力していないなと思う自分もここにいます。

ちなみに、渡邉さんも朝方人間のようです。
 

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